新鶴駅
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新鶴駅(にいつるえき)は、福島県大沼郡会津美里町立石田字下石田甲にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。元は相対式ホーム2面2線と貨物ホーム2本を有したが、現在は1面1線と貨物ホームを撤去した。
かつてはこの駅から新鶴名産の新鶴米の他、木材、枕木、穀類などが出荷された。到着貨物には肥料、セメント、砂利、石炭などが多かった。現在は貨物の扱いは廃止されている。 貨物用ホームの車止めが一つと向かいのホームの駅名表やその枠、信号またはポイントを切り替えるためのテコがあった跡がある。
会津坂下駅管理の無人駅で、2000年(平成12年)築の開放的な駅舎がある。会津高田駅や会津本郷駅などと同じ意匠で、内部には待合所のみがある。
撤去されたホームの脇に鉄道防雪林がある。
駅周辺
- JAあいづみどり新鶴総合支店
- 日枝神社
- 田子薬師堂
- 会津美里町役場新鶴支所(旧・新鶴村役場)
- 新鶴郵便局
- 会津美里町立新鶴小学校
- 会津美里町立新鶴中学校
- 新鶴改善センター
- 新鶴公民館
- デイサービス ちとせ
- 福島県道22号会津坂下会津高田線
- 福島県道59号会津若松三島線
- 福島県道221号新鶴停車場線
- 新鶴温泉(車で3分)
バス路線
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
新鶴線 | 沼田 | 新鶴温泉 | 会津乗合自動車 | 休日運休 | |
東本田、蟹川、神明通り | 若松駅前バスターミナル | 休日運休 |
歴史
- 1926年(大正15年)10月15日 - 一般駅として開業。
- 1971年(昭和46年)8月29日 - 貨物取り扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)2月1日 - 荷物取り扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)11月7日 - 無人化(隣にある農協GSで乗車券を販売していた)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2000年(平成12年)3月 - 駅舎改築。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color只見線