独立記念館
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独立記念館(どくりつきねんかん、Independence Hall)は、ペンシルベニア州のフィラデルフィアにあるアメリカ独立宣言が行われた建物。
1979年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録された。
沿革
- 1776年7月4日に、イギリス植民地下にあった13州の代表者が、この建物の広間に集り、トーマス・ジェファーソンが起草したアメリカ独立宣言が署名され、この時以来、独立記念館と呼ばれるようになった。
- 1790年 - 1800年にフィラデルフィアがアメリカの首都となると、アメリカ合衆国議会議事堂として使用される。議員数が少なかった「元老院」が二階を、多かった「代議院」が一階を議場として使用したことが「上院」と「下院」という語の語源となった。
周辺
独立記念館周辺は独立記念館国立歴史公園として整備されており、前にある「リバティベルパビリオン」には独立宣言に銘文を使ったという「自由の鐘」がある。
独立記念館のあるフィラデルフィア近郊には独立戦争のランドマークであるバレーフォージもある。
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。テンプレート:世界遺産基準/core