岩屋岩蔭遺跡
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岩屋岩陰遺跡(いわやいわかげいせき)は、岐阜県下呂市金山町岩瀬にある巨石で構成される遺跡。独立行政法人水資源機構岩屋ダム下流の岐阜県道86号金山明宝線沿いに位置する。
概要
- 1969年(昭和44年)金山町指定史跡、1973年(昭和48年)岐阜県指定史跡に指定される[1]。発掘調査によって縄文時代早期から江戸時代の遺物が出土している。調査研究によって岩屋岩陰遺跡及びその周辺の巨石が天体の観測に使用された可能性の高いことが示唆されている。
- なお2003年(平成15年)には旧金山町により太陽の軌跡を観測できる「太陽カレンダーシミュレータ再現館」が建設された。また近隣には「線刻石のある巨石群」、「東の山巨石群」と呼ばれる巨石群もある。
アクセス
- JR高山本線飛騨金山駅から車、タクシーで国道256号線、岐阜県道86号金山明宝線を通り約30分。
- 名古屋・岐阜・美濃加茂方面からは国道41号または、岐阜県道58号関金山線を通り下呂市金山町金山の国道41号下妙見交差点より国道256号に入る。その後岐阜県道86号に入る。下妙見交差点からは車で約30分。
- 富山・高山・下呂方面からは、国道41号を南下し下呂市保井戸で濃飛横断自動車道下呂ICに入り金山IC出口から車で約5分。