賛
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賛(さん)には主に次の二つの項目があげられる。
- 東洋画における「賛」---いわゆる「画賛」
- 歴史書における人物「賛」---または「讃」
詳しくは下記参照のこと。
絵画と賛
賛(さん)はまた画賛(がさん)ともいい、東洋画において、主に鑑賞者によって作品に書き加えられ、書作品また文芸作品として、もとの作品の一部とみなされる鑑賞文、賛辞。絵画作者自らが賛を書くことを自画自賛という。
絵画の賛と落語
落語「一目あがり」で「賛→詩→語(悟)ときて(ロクがなくて)七福神」になるネタのはじまり。
この噺のオチには多くのバリエーションがあり、七福神のほかにも「竹林の七賢人」「頼朝公の七騎落ち」「ご維新の七卿落ち」「質流れを買った」などがある。さらに続けて「(ハチがなくて)芭蕉の句だ」の落ちもあり、これは七のあとに繋げられるので、都合5×2=10通りのオチがあることになる。
歴史上の人物・賛
賛(さん)は倭の五王の一人。この用字は『梁書』によるもので、『宋書』では「讃」となっている。応神、仁徳、履中の各天皇のいずれかに比定される。