オリオン腕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年7月23日 (水) 01:50時点における133.218.159.141 (トーク)による版
オリオン腕(オリオンわん)は、オリオンの腕(オリオンうで)や、オリオン渦状腕(オリオンかじょうわん)ともいい、宇宙の典型的な棒渦巻銀河のひとつ銀河系の中心から伸びる複数の「腕(スパイラル・アーム)」形状部分(銀河年での銀河系公転運動に於いて「恒星系および星間ガスの渋滞」による螺旋腕型の偏在部分が生じる)のうち、現時点で太陽系が留まっている「腕」をいう(約1.35億年周期での太陽系の別「腕」通過・滞留については、宇宙気候学も参照の事)。銀河系の中心から見てオリオン座がある方向なのでこの名がある。
他の渦状腕[1]
- いて腕
- ペルセウス腕
- たて・ケンタウルス腕
- じょうぎ腕
- 遠・3キロパーセク腕
- 近・3キロパーセク腕
出典
- ↑ 宇宙科学研究倶楽部 『宇宙がまるごとわかる本』 学研パブリッシング 2012年。ISBN 978-4054052604
関連項目
- 渦巻銀河 - 渦状腕の構造や起源に関する説明がある。
- Orion's Arm