窃視症
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テンプレート:Infobox Disease 窃視症(せっししょう、scopophilia[1])とは、裸体などをのぞき見ることによって性的快感を得ること[1]、その症状。
通常は、警戒していない見知らぬ人の裸や衣服を脱ぐ行為、または性行為を見ることに強い性的嗜好を有すること。瞠視症(どうししょう)とも言う[1]。日常語では「のぞき癖」、「出歯亀」などとよばれる。露出狂はほぼ反対の概念である。
概要
- 窃視症の診断基準
(出典:別冊日本臨床領域別症候群シリーズNo.39[2])
- A. 少なくとも6カ月間にわたり、警戒していない人の裸、衣服を脱ぐ行為、または性行為を行っているのを見るという行為に関する、強烈な性的に興奮する空想、性的衝動、または行動が反復する。
- B. その人が性的衝動を行動に移している、またはその性的衝動や空想のために、著しい苦痛または対人関係上の困難が生じている。
類似概念のいくつかを以下に挙げる。
- Scoptlagnia:他者の性行動を見ることで性的に興奮すること。
- Scopophilia:他者が衣服を脱ぐのを見ることで性的に興奮すること。
- Scoptophilia:同意のある他者の性器や性行動を見て性的に興奮すること。
- Troilism:自分のパートナーが他者と性行動をしているのを見て性的に興奮すること。
- Pictophilia:性的な画像やビデオを見ることで性的に興奮すること。[3]
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 デジタル大辞泉「窃視症」
- ↑ 別冊日本臨床領域別症候群シリーズNo.39精神医学症候群・ 291-293P 2003
- ↑ 別冊日本臨床領域別症候群シリーズNo.39精神医学症候群・ 291-293P 2003