平和台駅 (千葉県)
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平和台駅 (へいわだいえき)は、千葉県流山市流山四丁目にある、流鉄流山線の駅である。かつては、この駅から東邦酒類株式会社の工場まで引き込み線が引かれていた。
平和台の名は、平和不動産が開発・分譲した住宅地に由来する。
歴史
- 1933年(昭和8年)4月1日 - 赤城駅として開業。
- 1965年(昭和40年)6月26日 - 赤城台駅に改称。
- 1974年(昭和49年)10月1日 - 平和台駅に改称。
- 2007年(平成19年)11月30日 - 駅舎に併設されていた売店が廃業となる。
駅構造
単式1面1線ホームを持つ地上駅である。ホームと改札は線路の西側に設置されている。駅舎の入口付近の自動販売機コーナーは、かつての売店跡である。
入口には、「流山市ふるさと産品」の品々が飾っているディスプレーが置かれている。
利用状況
2010年(平成22年)度の一日平均乗車人員は1,247人で、流鉄6駅中4位である[1]。近年の推移は下表の通り。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1990年 | 1,135 |
1991年 | 1,167 |
1992年 | 1,163 |
1993年 | 1,366 |
1994年 | 1,405 |
1995年 | 1,421 |
1996年 | 1,467 |
1997年 | 1,401 |
1998年 | 1,333 |
1999年 | 1,330 |
2000年 | 1,306 |
2001年 | 1,273 |
2002年 | 1,274 |
2003年 | 1,287 |
2004年 | 1,316 |
2005年 | 1,430 |
2006年 | 1,472 |
2007年 | 1,388 |
2008年 | 1,353 |
2009年 | 1,278 |
2010年 | 1,247 |
駅周辺
東側は新興住宅地(平和台)であり、流山駅付近まで広がる。南の踏切から東に向かって商店街が形成されている。
南東の西平井・鰭ケ崎地区では市による土地区画整理事業が行われている[2]。
西側は流山街道に沿う江戸時代からの市街地。南西側はかつての陸軍糧秣本廠流山出張所の所在地であり、戦後民間に払い下げられてキッコーマンなどの工場になった。現在では千葉県立流山南高等学校やイトーヨーカドーなどになっている。
西側(駅出入口側)
- イトーヨーカドー 流山店
- デニーズ 流山店
- スーパーヤオフジ 流山店
- セリア生活良品 流山店
- ビバホーム 流山店
- メガネスーパー 平和台駅前店
- 流山市立流山小学校
- 千葉県立流山南高等学校
- ケーズデンキ 流山店
- しまむら 流山店
- メトロ 流山店
- ライフケア流山会堂
- ライフピア流山平和台
- 赤城神社 - 流山の地名の由来となる。
- 一茶双樹記念館(小林一茶)
東側
- ヨークマート 平和台店
- ビッグ・エー 平和台店
- マミーマート 西平井店
- マツモトキヨシ 西平井店
- 京葉銀行 流山支店
- とうかつ中央農業協同組合 流山支店
- セントラルフィットネスクラブ流山
- ミスターパチンコ 流山店
バス路線
最寄りのバス停は、駅東側にある「平和台駅前」、駅西側の流山街道沿いにある「流山五丁目」、駅西側にある「平和台駅入口」の3ヶ所で、いずれも駅から徒歩約5分の位置にあり、南北方面に向かう路線が経由する。
- 平和台駅前
- 流山五丁目
- 平和台駅入口
- 京成バス
- 流03 平和台駅入口 - 流山駅 - 南部中学校入口 - 流山警察署前 - 流山おおたかの森駅