アディスアベバ
テンプレート:Redirect3 テンプレート:世界の市 アディスアベバ(アムハラ語: አዲስ አበባ、テンプレート:Lang-en)は、エチオピアの首都である。
アディスアベバ[1]とはアムハラ語で「新しい花」を意味する。現在の人口はおよそ300万人。
アフリカ有数の世界都市であり、2014年のアメリカのシンクタンクには世界都市80位の都市と評価された。ナイロビに次ぐ東アフリカの経済・政治・文化の中心都市。
歴史
1886年にエチオピア皇帝メネリク2世(在位:1889年 - 1913年)により建設された。場所は皇妃のタイトゥ・ベトゥルが選んだ。
1936年には、イタリア軍により占領され、イタリア領東アフリカ帝国の首都となった。その後第二次世界大戦時にイギリス軍が侵攻し、ハイレ・セラシエ1世が1941年5月5日にアディスアベバに戻り、首都再建を始めることとなった。
アフリカ統一機構(OAU)の発展解消に伴い、2002年にアフリカ連合(AU)の本部が設置された。
地理
エントト山の麓、標高2,400mに位置する。
気候
気候は高山気候(常春型)。雨期と乾期がある。
交通
市内には屋根が白、車体が青の乗合タクシーとミニバスが走っている。1998年に中国の協力で完成した環状道路が市内の渋滞解消に大いに役立った。中国とは市内鉄道を計画中。 外国からの交通には、2003年開港のボレ国際空港や隣国ジブチと結ぶジブチ・エチオピア鉄道(2009年現在、アディスアベバ - エチオピア国内で一部不通状態[2])がある。リデタ旧空港は小型機や軍用機が使っている。
観光
国立博物館や民族博物館、ライオンパークやマスカルスクエア、エントト山やマルカート(東アフリカ有数の市場)などが有名。
教育
学問の中心地としてアディスアベバ大学(設立から1975年まではハイレ・セラシエ1世大学と呼ばれていた)がある。
スポーツ
友好都市
脚注
関連項目
外部リンク
- Addis Ababa City Administration(公式サイト)
- Addis Ababa City Council - 市議会公式サイト
- ↑ アディス・アベバ、アジスアベバ、アジス・アベバとも表記される。
- ↑ [http://oversearail.syoyu.net/Entry/108/ ジブチ・エチオピア鉄道新線計画【エチオピア・ジブチ】 (海外鉄道ニュース)2011年1月6日閲覧]