松浦雅也
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テンプレート:Infobox Musician 松浦 雅也(まつうら まさや、1961年6月16日 - )は、ミュージシャン、ゲームデザイナー、プロデューサー。大阪府枚方市出身。
来歴
枚方市立第三中学校、大阪府立牧野高等学校を経て、1983年立命館大学産業社会学部卒業。その後、打ち込み音楽の先駆け的男女ユニット「PSY・S(サイズ)」で1985年にデビューし、9枚のオリジナルアルバムと3枚のベスト盤をリリース。作曲・サウンド面をすべて担当(1996年解散)。
1996年、『パラッパラッパー』は、その後の音楽ゲームブームの先駆となり、70カ国以上でリリースされる。
1981年、1981 Roland Synthesizer Tape Contest B-class 1st prize受賞。1984年、CGアーティストとのコラボで、PSY・Sの楽曲Chasing the Rainbow、Desertを使った映像など制作。1989年、伊丹映画『スウィートホーム』の音楽を手がける。1993年には七音社を設立。2003年にはAIBO(ERS-7)のサウンドをプロデュース。現在までに、数々のゲームを制作している。
2012年、『ビブリボン(1999年)』はニューヨーク近代美術館 (MoMA) 初のゲーム収蔵作品のひとつとなる。 2014年、初のオリジナルアナログ盤「beyooond!!!」をリリースし、国内ライブ活動を開始。
現 GDC ADVISORY BOARD EMERITUS。
主な受賞歴
- 1993年、マルチメディアグランプリ
- 1996年、CECA大賞審査員特別賞
- 1996年、日本ソフトウェア大賞審査員特別賞
- 1997年、MMCAアーティスト賞
- 1997年、米国ZDnet Electronic Gaming Monthly Editor's Choice Awards 4部門受賞
- 1998年、米国Interacive Achievement award "Outstanding achievement in Interactive Design"賞、同"Outstanding achievement in Sound & Music"賞
- 1998年、SCEIプラチナディスク賞
- 1999年、SCEIゴールドディスク賞
- 2004年、Game Developers Choice Awardsの"First Penguin Award"賞
著書
- 音楽が好きだ! 第5巻 “コンピューターで音楽を作ろう”‐ポプラ社 1994年