XTバス
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XTバス(エックスティー バス、XT bus architecture)は、1981年発売のIBM PC 及び、1983年発売の PC XT に搭載された、8ビットバスである。
XTバスは8つの割り込みチャネル(IRQ)を持ち、そのうち6つが拡張スロットに引き出されている。また、4つのDMAチャネルを持ち、うち3つが引き出されている。
XTバスを更に16ビットに追加拡張したATバス(ISA、Industry Standard Architecture) とは下位互換性を持ち、共存もできるため、1990年代のISAバス搭載マシンにも搭載されていた。「8ビットISA」とも呼ばれる。なお1987年発売のIBM PS/2モデル25/30もXTバスである。
割り込み チャネル |
拡張スロット | 標準で割り当てられた機能 |
---|---|---|
0 | 無 | インターバルタイマ |
1 | 無 | キーボード |
2 | 有 | 汎用(拡張カード用) |
3 | 有 | シリアルポート(COM2) |
4 | 有 | シリアルポート(COM1) |
5 | 有 | 汎用(拡張カード用) |
6 | 有 | フロッピーディスクコントローラ |
7 | 有 | パラレルポート |
DMA チャネル |
拡張スロット | 標準で割り当てられた機能 |
---|---|---|
0 | 無 | DRAMリフレッシュ |
1 | 有 | 汎用(拡張カード用) |
2 | 有 | フロッピーディスクコントローラ |
3 | 有 | ハードディスクコントローラ |