頭字語
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頭字語(とうじご)とは、主にヨーロッパ言語のアルファベットにおける略語の一種で、複数の単語から構成された合成語の頭文字を繋げて作られた語のこと。
概要
その読み方によって次の2種類に分類されることもある(括弧内のカタカナは日本語的な発音例)。
- イニシャリズム (initialism):頭文字を一字ずつアルファベットの名のままで読むもの。例: FBI(エフ・ビー・アイ)、OECD(オー・イー・シー・ディー)、WHO(ダブリュー・エイチ・オー)など。
- アクロニム (acronym):連なったアルファベットを通常の単語と同じように発音して読むもの。例: AIDS(エイズ)、OPEC(オペック)、NATO(ナトー)など。
製品名や組織名に頭字語を用いる際には、あらかじめ語呂や評判のよさそうな頭字語を作ってから、構成単語をこじつけて設定する例が少なくない。そうしたものは英語でバクロニム(back + acronym = backronym/bacronym)と呼ばれる造語である。
また、情勢の変化によって頭字語をそのままに構成単語を変更する例も見られる。さらには、暗に複数の意味を持たされたり、構成する語が公式には存在せず頭字語のみの語であるということにされる場合すらある(例:DVD、DS、RSS、SQLなど)。
頭字語の例
- NATO - North Atlantic Treaty Organization
実際の他の頭字語の例については関連項目を参照。
HTML上の頭字語タグ
HTML4.0でフレーズ要素としてacronym要素が導入され、頭字語の元の単語の説明をtitle属性で付けられるようになった。XHTML2.0では廃止され略語タグのabbr要素に統一される予定である。
- 記述例
- <acronym title="World Wide Web">WWW</acronym>は「World Wide Web」の頭字語である。
関連項目
外部リンク
- Global Acronyms - Global 頭字語は345000以上の頭字語、略語、65以上の言語での意味の検索データベースです。カバー:一般的な略語は、コンピュータの略語、科学の略語、金融頭字語、技術の略語は、政府の略語、通信頭字語、宗教的な略語、薬の頭字語、ビジネスの略語、保険の略語、エネルギーの頭字語、スポーツの頭字語と軍事の略語。
- abbreviations.com - Acronyms and abbreviations directory
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