エイジ オブ エンパイア
エイジ オブ エンパイア (Age of Empires) は、マイクロソフトが発売したリアルタイムストラテジーゲーム。開発はアンサンブルスタジオ。『エイジ オブ エンパイア』シリーズの第1作目である。それまでにはなかった時代の進化というシステムを導入しており、4つの時代(旧石器時代、新石器時代、青銅器時代及び鉄器時代)を取り扱っている。この時代の進化という概念は以降のエンパイア・アースやライズ オブ ネイション 〜民族の興亡〜などのゲームにも用いられている。日本では、1997年12月19日に、アメリカでは、1997年10月15日に発売された。その後、拡張版のライズ オブ ローマが発売されている。
実際の歴史に基づいたシングルプレイとインターネット回線やLAN経由での多人数プレイが可能。複数の文明から自身の文明を選択し、一定の条件(設定により可変)を満たしたプレイヤーが勝利者となる。また、プレイヤー間でのチャット機能を有する。
登場する文明
『ライズ オブ ローマ』で追加された文明
登場ユニット
(*)は拡張パック「ライズ オブ ローマ」にて追加されたユニット。
- 戦士
- 射手
- 原始弓射手 - 強弓射手 - 戦闘弓射手
- 戦車射手
- 象乗り射手
- 弓騎兵 - 精鋭弓騎兵
- 騎兵
- 歩兵
- 歩兵 - 重装歩兵 - 精鋭重装歩兵
- 攻城兵器
- 軍艦
- その他
- 町の人 - 聖職者 - 釣り船 - 漁船 - 交易船 - 貿易船 - 輸送船 - 大型輸送船
隠しコマンドの存在
このゲームには、チャットウィンドウにあるコマンドを入力すると、一定の効果が現れる隠しコマンドが存在する。このコマンドには、「ユニット製造が一瞬で完了する」「兵士ユニットが海を徒歩で渡れるようになる」「レーザービームを装備した兵士が出現する」「核兵器を搭載した車が出現する」などのゲームバランスを根底から覆すものから、「マップの何処かにマントをつけた裸の犬が飛び回る」「鳥がドラゴンになり、打ち落とすことが出来なくなる」「動物を操作することが出来るが必ず敗北する」などネタコマンドまでが存在する。製作者の遊び心が多分に含まれていると思われるが、多人数プレイの際にも許可すれば隠しコマンドを使用することが出来る(「隠しコマンドの使用」というボックスにチェックを入れる)。
また、本作の隠しコマンドがあまりにゲームバランスを崩すものが多かったためか、2作目以降は出現する隠し兵器(車や特殊機動兵など)がかなり弱体化された。ただし「ユニット製造が一瞬で完了する」「マップを一瞬で開拓」などのコマンドはそのまま残された。