栃原駅
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栃原駅(とちはらえき)は、三重県多気郡大台町栃原にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する行違い可能な地上駅。木造駅舎は撤去され、2000年2月に簡易駅舎が建てられた。互いのホームは跨線橋によって連絡している。多気駅管理の無人駅となっている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color紀勢本線 | 下り | 尾鷲・新宮方面[1] |
2 | テンプレート:Color紀勢本線 | 上り | 松阪・名古屋方面[1] |
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 206 |
1999年 | 202 |
2000年 | 181 |
2001年 | 175 |
2002年 | 159 |
2003年 | 151 |
2004年 | 142 |
2005年 | 143 |
2006年 | 140 |
2007年 | 144 |
2008年 | 145 |
2009年 | 147 |
2010年 | 127 |
2011年 | 124 |
2012年 | 121 |
駅周辺
- 川添神社
- 国道42号
- 大台町立日進小学校
- 大台町立協和中学校(2009年3月迄、三重県多気郡大台町・度会郡大紀町学校組合立協和中学校)
- 伊勢自動車道勢和多気IC
- 柳原観音
- 熊野古道伊勢路 - ここから田丸方面に到る道になる。
バス路線
三重交通栃原駅口バス停
- 54系統 松阪駅前
- 54系統 三瀬谷(射和経由)
歴史
当駅は1923年(大正12年)に、国鉄紀勢東線の相可口駅(現在の多気駅)から当駅までの開通に伴って開業したが、そのわずか6ヶ月ほど後の大正12年9月には当駅から川添駅まで一駅分だけ延伸となり終着駅でなくなった。
その後当駅は昭和34年に現在の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化によりJR東海の駅となって現在に至っている。
- 1923年(大正12年)3月20日 - 国鉄紀勢東線の駅として開業。
- 1923年(大正12年)9月25日 - 紀勢東線が当駅から川添駅まで延伸。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 三木里駅 - 新鹿駅間の開通による線路名称改定により紀勢本線所属となる。
- 1983年(昭和58年)12月21日 - 無人化[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い東海旅客鉄道に承継。
- 2000年(平成12年)2月 - 木造駅舎を撤去し、簡易駅舎を新築。