ウールヴヘジン
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ウールヴヘジン(テンプレート:Lang-it-short、ウルフへジン、ウルフサルク、ウルフへズナルとも)とは、北欧神話に登場する戦士たちのこと。 その名はオオカミ (úlfr)のジャケット (heðinn)を着た者を意味する。
軍神オーディンの神通力を受け、文字通りオオカミのように激しく戦うという。また、あるウールヴヘジンは鎧を着ずにオオカミの毛皮を着てオオカミのように吠え、盾に噛み付き、オオカミそのものになりきることで野獣のように戦ったという。 ベルセルクと常に並び称され、また同一の存在であるともいう[1]。
北欧神話では、シグムンドやシンフィヨトリもオオカミに変身して戦ったとされる。 また、後の狼男伝説にも大きな影響を与えているテンプレート:要出典。
脚注
テンプレート:北欧神話- ↑ 『サガ選集』日本アイスランド学会編訳、東海大学出版会、1991年、267貢