湯本駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
湯本駅(ゆもとえき)は、福島県いわき市常磐湯本町天王崎にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。下り線ホームには足湯と手湯(足湯の裏側)がある。みどりの窓口(営業時間 5:40 - 20:30)、Suica対応自動改札機、指定席券売機が設置されている。
のりば
1 | テンプレート:Color常磐線(下り) | いわき・竜田方面 |
2 | テンプレート:Color常磐線(上り) | 日立・水戸方面 |
3 | テンプレート:Color常磐線(上り) | 日立・水戸方面(1日1本のみ) |
発車メロディは『シャボン玉』である。これは、楽曲の作詞者である野口雨情とゆかりが深いいわき湯本温泉の最寄り駅であるためである。
駅周辺
いわき市が発足するまで、旧常磐市の代表駅だった。かつて周囲には常磐炭田が広がっていた。
- いわき湯本温泉
- スパリゾートハワイアンズ(旧・常磐ハワイアンセンター)
- 温泉神社
- 湯本川
- いわき市常磐市民会館
- いわき市石炭・化石館(駅から数分。線路脇)
- いわき市役所常磐支所
- 湯本駅前郵便局
- 福島県立湯本高等学校
- 常磐郵便局
- 国道6号
- 福島県道14号いわき石川線(御斎所街道)
- 福島県道48号江名常磐線
- 福島県道56号常磐勿来線
- 常磐自動車道いわき湯本インターチェンジ(御斎所街道経由で4kmあまり)
- アエラホーム いわき店
- いわき市の野外彫刻(湯本駅前周辺に7体設置されている)
路線バス
新常磐交通(常交湯本ビル1Fに湯本駅前案内所がある)
湯本駅前バス停
- 小野田北行、ハワイアンズ行、岩ヶ岡行、遠野・根岸行、湯本市内循環
国道上湯本東口バス停
- 小名浜経由いわき駅前行、内郷駅入口経由いわき駅前行、湯本車庫行、
利用状況
- 2013年度の1日平均乗車人員は2,139人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 3,277 |
2001 | 3,125 |
2002 | 2,873 |
2003 | 2,728 |
2004 | 2,549 |
2005 | 2,384 |
2006 | 2,384 |
2007 | 2,351 |
2008 | 2,272 |
2009 | 2,145 |
2010 | 2,002 |
2011 | 1,659 |
2012 | 2,075 |
2013 | 2,139 |
歴史
- 1897年(明治30年)2月25日 - 日本鉄道の駅として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 国有化により国有鉄道の駅となる。
- 1967年(昭和42年)3月 - 現在の駅舎に改築(4代目)。
- 1986年(昭和61年)頃 - 貨物取扱を廃止。駅南側にあるトモエ化学工業工場へ続く専用鉄道が存在した。
- 1987年(昭和62年)3月31日 - 貨物の取扱を再開。ただし、貨物列車の発着はなく設定のみの再開。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
- 2004年(平成16年)10月6日 - 発車メロディが『シャボン玉』になる。
- 2005年(平成17年)3月21日 - 自動改札機導入。
- 2006年(平成18年)4月1日 - 日本貨物鉄道の駅が取扱実績のないまま廃止。
- 2009年(平成21年)3月14日 - 東京近郊区間の拡大に伴い、ICカード「Suica」のサービス開始。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color常磐線