国道286号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road
国道286号は、宮城県仙台市を起点とし、山形県山形市を終点とする一般国道である。
古くから仙台と山形を結ぶ主要道だった笹谷街道に沿う国道である。県庁所在地間を結ぶ国道の一つである事から仙台-山形間のアクセスとして用いられる道路の一つである。
概要
歴史
- 1970年(昭和45年)4月1日 一般国道286号(宮城県仙台市~山形県山形市)として指定。
- 1992年(平成4年)12月24日、鹿野2丁目~西多賀~人来田間の旧道が仙台市道1842号鹿野人来田線として認定(供用開始は1993年3月31日付)され、国道から仙台市道に降格。それまでは旧道・新道共に国道286号であった。
- 2008年(平成20年)4月1日付で、長町地区の国道4号経路変更に伴い、起点・経路が変更され、長町5丁目交差点(旧起点)〜鹿野2丁目の区間(1.2km)が仙台市道へ降格、長町バイパスの宮沢橋交差点(新起点)〜鹿野2丁目の区間(1.9km)が仙台市道から国道286号に昇格[2]。
通過市町村
重複区間
- 国道457号(川崎町川内~川崎町今宿)
接続路線
- 国道4号(仙台市太白区根岸町)
- 宮城県道258号仙台館腰線(仙台市太白区長町8丁目)
- 仙台南部道路山田IC(仙台市太白区)
- 東北自動車道仙台南IC(仙台市太白区)
- 国道457号(川崎町川内)
- 国道457号(川崎町今宿)
- 山形自動車道宮城川崎IC(川崎町前川)
- 山形自動車道笹谷IC(川崎町今宿)
- 山形自動車道関沢IC(山形市関沢)
- 山形自動車道山形蔵王IC(山形市)
- 国道13号、国道48号(山形市松山)
- 国道112号、国道348号(山形市鉄砲町)
バイパス
秋保通り
テンプレート:Seealso 2008年4月1日までは、秋保通(長町バイパス)は宮沢橋交差点を起点としているが、国道286号となるのは鹿野二丁目交差点(写真)から西の区間であった。そのため一部の地図などでは宮沢橋~鹿野二丁目の区間も国道286号バイパスと誤植される誤りがしばしばあった(実際には、同区間は仙台市道373号南小泉茂庭線であった)。2008年4月1日に起点・経路が変更されたため、秋保通(長町バイパス)は全線が国道286号となった。
国道区間
- 生出バイパス(仙台市太白区)
- 赤石バイパス(仙台市太白区)
- 小野バイパス(川崎町小野)
- 川崎バイパス(川崎町前川)
山形自動車道の笹谷IC~関沢IC間は山形道の開通前に国道286号のバイパス有料道路(笹谷トンネル)として既に開通、供用されており、4車線化が行われるまでは同区間は国道286号のバイパスという扱いであった。現在は高速自動車国道に変更されたため、国道286号の区間ではなくなっている。
冬期閉鎖区間
別名
- 笹谷街道
- 秋保通り(宮沢橋~鹿野二丁目の区間も含まれる)
- ニーパーロク(286号という名前をモジった呼び名)… 旧笹谷街道の起点である旧長町宿にあるエフエムたいはく(仙台市太白区)では、かつて「ニー・パー・ロク!」という番組を放送していた。
脚注
関連項目
外部リンク
- 一般国道286号(国土交通省東北地方整備局道路部「道路時刻表」)
- ↑ テンプレート:PDFlink(国土交通省)
- ↑ 仙台市内の国道4号、国道286号の経路が変ります(国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所 2008年1月8日)