奈良教育大学
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テンプレート:Infobox 奈良教育大学(ならきょういくだいがく、テンプレート:Lang-en)は、奈良県奈良市高畑町に本部を置く日本の国立大学である。1949年に設置された。大学の略称は奈教大。
目次
沿革
- 1874年6月4日 - 教員伝習所「寧楽書院」創設。
- 1888年7月31日 - 奈良県尋常師範学校創設。
- 1898年4月1日 - 奈良県師範学校に改称。
- 1905年4月1日 - 奈良県師範学校女子部が独立し、奈良県女子師範学校開設。
- 1943年4月1日 - 奈良県師範学校と奈良県女子師範学校が合併し、官立の奈良師範学校となる。
- 1944年4月1日 - 奈良青年師範学校開設。
- 1949年5月31日 - 奈良師範学校・奈良青年師範学校ならびに旧岐阜陸軍航空整備学校奈良教育隊を母体として新制奈良学芸大学が発足、学芸学部を設置。
- 1962年4月1日 - 専攻科設置。
- 1966年4月1日 - 奈良教育大学に改称し、学芸学部を教育学部に改称。
- 1973年4月12日 - 保健管理センター設置。
- 1977年4月18日 - 附属教育工学センター設置。
- 1983年4月1日 - 専攻科廃止、大学院教育学研究科を設置。
- 1990年6月8日 - 情報処理センター設置。
- 1991年4月12日 - 附属教育工学センターを附属教育実践研究指導センターに改組。
- 1992年4月1日 - 特殊教育特別専攻科設置。
- 1992年4月16日 - 教育資料館設置。
- 1994年6月24日 - 附属農場・演習林を附属自然環境教育センターに改組。
- 1995年4月1日 - 特別教科(理科)教員養成課程を廃止、総合文化科学課程を設置。
- 2000年4月1日 - 附属教育実践研究指導センターを附属教育実践総合センターに改組。
- 2004年4月1日 - 国立大学法人となる。
- 2008年4月1日 - 教職大学院設置。
- 2008年11月22日 - 創立120周年記念式典を挙行。
- 2011年3月24日 - 教育研究支援機構を設置、大学附置センターを再編。
- 2012年4月1日 - 教育学部を改組(定員全てを学校教育教員養成課程で募集、総合教育課程の募集停止)。
学部・大学院
学部
- 教育学部2012年4月1日以降入学者
- 学校教育教員養成課程
- 教育発達専攻
- 教科教育専攻
- 伝統文化教育専攻
- 学校教育教員養成課程
- 教育学部2012年3月31日以前入学者
- 学校教育教員養成課程
- 総合教育課程
大学院
専攻科
- 特殊教育特別専攻科(修業年限は原則として1年)
- 情緒障害・発達障害教育専攻
講座
- 学校教育
- 国語教育
- 社会科教育
- 数学教育
- 理科教育
- 音楽教育
- 美術教育
- 保健体育
- 技術教育
- 家庭科教育
- 英語教育
- 教職開発
附属機関
- 教育研究支援機構
- 図書館
- 次世代教員養成センター
- 国際交流留学センター
- 特別支援教育研究センター
- 理数教育研究センター
- 自然環境教育センター
- 保健センター
- 附属学校部
大学関係者と組織
大学関係者一覧
学生委員会活動
- 自治会
- 執行部
- 大学祭実行委員会
- 体育会
- 文化会
- 報道会
その他
- 敷地の中央にある講堂は、そのデザインから学生の間では「パルテノン」、もしくは略称で「パルテ」と呼ばれている。
- 大学の略称は、内部の教員及び学生の間では「奈教」と呼ばれ、外部では「奈良教」とも呼ばれる。
- 理科2号棟と文科・文美棟の間の芝生では、鹿が芝生を食む姿が頻繁に見られる。
- 学内各所に鹿が出没する。
- 関西に教育大学が多くあり、奈良女子大学との合併が持ちあがったが、メリットの全くない(既に幼稚園から高等学校まで芸術と技術を除く全科目の教員養成課程および附属学校園を有し、教育大とほぼ重複する)女子大側が難色を示した。
- 書道を嗜んでいた沢口靖子が過去に入学する予定であったが、1984年の第一回東宝シンデレラの優勝をきっかけに芸能界デビューを果たし、入学には至らなかった。
- 入試過去問題集の赤本では京都教育大学と合冊で掲載されていた。(2012年版まで)
- 毎年10月末から11月にかけて、大学祭「輝甍祭(きぼうさい)」を開催している。
- 2008年(平成20年)11月に創立120年を迎えた。
- 2008年(平成20年)に、公募により大学オリジナルキャラクター「なっきょん」が誕生。
- 2010年(平成22年)2月に新食堂の名称が「なっきょん食堂」となる。
- 2012年(平成24年)4月に大学ホームページがリニューアルされた。大学イメージキャラクター「なっきょん」のオリジナル壁紙とスクリーンセーバーをダウンロードすることができる。
[備考] ※過去,体育科教育研究室では,大野木智子(水泳),野村忠宏(柔道),穴井善博(ホッケー)と日本代表選手を輩出している。