境町 (群馬県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
境町(さかいまち)は、群馬県南東部、佐波郡にあった人口 約3万2千の町である。埼玉との県境に位置する。日光例幣使街道の宿場町として栄えた。2005年1月1日に伊勢崎市と合併した。
町の南部にある島村地区の中央を利根川が流れ、島村地区の北部は左岸側、南部は右岸側となっている。
沿革
- 1889年4月1日 - 市制町村制施行により、境町,境村と下武士村の一部が合併して佐位郡境町が誕生。同時に采女村・剛志村・島村が成立。
- 1896年4月1日 - 佐位郡・那波郡が合併し、佐波郡が発足。
- 1955年3月1日 - (旧)境町・采女村・剛志村・島村が合併し、境町が発足。
- 2005年1月1日 - (旧)伊勢崎市・赤堀町・東村と合併し、伊勢崎市が発足。
交通
道路
町域の東の端を国道17号上武道路が南北に通り、また、町のほぼ中央を国道354号が横断し、市街地でそのバイパスが枝分れする。
鉄道
島村渡船
境町の南端、島村地区は、町の大半と利根川で隔てられているが、町域内に利根川を渡る橋が存在せず、県道もろとも小船で渡ることとなる。しかし実際の利用者は島村・近隣住民・観光客(その他)。
渡船場付近では毎年5月中旬に「島村渡船フェスタ」が開催されている。