古川竹二
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
古川 竹二(ふるかわ たけじ、1891年 - 1940年2月)は、教育学者、心理学者。 長崎県出身。第五高等学校卒、1916年東京帝国大学文科大学教育学科卒。東京女子高等師範学校 (現お茶の水女子大学) 附属中学校教諭、東京女高師教授。49歳で死去。 1927年の「血液型による氣質の研究」(『心理學研究』) 以下一連の論文や著作で、血液型と性格の関係を本格的に論じた人として知られる。
著作
- 『血液型と気質』三省堂、1932年
- 『血液型と民族性』共立社、1932年
参考文献
- 科学朝日編集部編『スキャンダルの科学史』(溝口元「血液型人間学事始め―古川竹二」を収録)
- 詫摩武俊&佐藤達哉編『現代のエスプリ 血液型と性格―その史的展開と現在の問題点』
- 白佐俊憲&井口拓自『血液型性格研究入門―血液型と性格は関係ないと言えるか』
- 前川輝光『血液型人間学―運命との対話』
- 松田薫『「血液型と性格」の社会史―血液型人類学の起源と展開』
関連項目
外部リンク
- 「民族と民族性」 (『現代史学大系』テキスト)