紀元前300年
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紀元前300年は、ローマ暦の年である。当時は、「コルヴスとパンサが執政官の年」(ローマ建国紀元454年とも)呼ばれた。紀元前300年という命名は、キリスト紀元の紀年法がヨーロッパで一般化した中世から使われ始めた。
出来事
ギリシャ
エジプト
- エピロス王ピュロスが、イプソスの戦いの後、プトレマイオス朝エジプトの人質となる。プトレマイオス1世とベレニケ1世の娘のアンティゴネーと政略結婚をする。
- プトレマイオスがトラキア王リュシマコスと同盟を結び、娘のアルシノエ2世を嫁がせる。
セレウコス朝
基する。
インド
- ジャイナ教の聖典が編纂される(おおよその年代)。
中国
- 燕昭王12年(紀元前300年)より、燕は大将秦开を派遣して東胡を打ち破る。
- 秦の涇陽君が斉の人質となる。
- 秦の華陽君が楚を攻め、大いに楚を破り、景鞅を殺す。楚の懐王は大いに恐れ、太子の羋橫を斉の人質とする。
- 秦の樗里疾が死に、趙出身の樓緩を丞相とする。