和歌山県立医科大学
テンプレート:Infobox 和歌山県立医科大学(わかやまけんりついかだいがく、テンプレート:Lang-en)は、和歌山県和歌山市紀三井寺811-1に本部を置く日本の公立大学である。1948年に設置された。大学の略称は和医大。 テンプレート:座標一覧
目次
沿革等
年表
- 1945年2月8日 - 和歌山市七番丁に和歌山県立医学専門学校として創設。
- 1947年6月18日 - 旧制の和歌山県立医科大学予科を設置。
- 1948年2月20日 - 旧制の和歌山県立医科大学を設置(正式の医大開設)。
- 1952年2月20日 - 新制の和歌山県立医科大学を設立し、医学部を設置。
- 1955年1月1日 - 和歌山県立医科大学附属病院紀北分院開院。
- 1960年3月31日 - 和歌山県立医科大学大学院を設置。
- 1996年4月1日 - 和歌山県立医科大学看護短期大学部を設置。
- 1998年9月1日 - 紀三井寺競馬場跡に移転。
- 1999年5月8日 - 新附属病院診療開始。
- 2004年4月1日 - 和歌山県立医科大学看護短期大学部看護短期大学部の改組により、保健看護学部を設置。
- 2006年4月1日 - 和歌山県の公立大学法人和歌山県立医科大学が設置運営する大学となる。
- 2008年4月1日 - 和歌山県立医科大学大学院保健看護学研究科修士課程を設置。
- 2010年9月24日 - 新紀北分院開院。
- 2013年4月1日 - 和歌山県立医科大学大学院保健看護学研究科博士課程を設置。
目標
和歌山県立医科大学は、医学及び保健看護学に関する学術の中心として、基礎的、総合的な知識と高度で専門的な学術を教授研究し、豊かな人間性と高邁な倫理観に富む資質の高い人材の育成を図り、地域医療の充実などの県民の期待に応えることによって、地域の発展に貢献し、人類の健康福祉の向上に寄与する。
基本方針
- 1.高等教育及び学術研究の水準の向上に資する。
- 2.高度で専門的かつ総合的な能力のある人材の育成を行う。
- 3.学生の修学環境の充実を図る。
- 4.高度で先進的な医療を提供する。
- 5.地域の保健医療の発展に寄与する活動を行う。
- 6.地域に生涯学習の機会を提供する。
- 7.地域社会との連携及び産学官の連携を行う。
- 8.人類の健康福祉の向上に寄与するための活動を行う。
校章
マークの意匠は、和歌山県が生んだ医聖・華岡青洲が全身麻酔薬として用いた植物「まんだらげ(チョウセンアサガオ)」の花に「医」の文字をデザインしたものである。 「まんだらげ」の花の絵は陶芸家富本憲吉氏の作で、もとは昭和38年に開催された医学総会のため描かれたものである。その後に「医」の文字を付加して、和歌山県立医科大学のマークとして永年親しまれてきた歴史を経て、昭和62年に正式に校章として認定された。
組織
学部・学科
- 医学部
- 所在地 - 和歌山市紀三井寺([[[:テンプレート:座標URL]]34_11_22.9_N_135_10_54.5_E_type:edu_クJP&title=%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E5%8C%BB%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E9%83%A8 地図])
- 保健看護学部
- 保健看護学科
- 所在地 - 和歌山市三葛([[[:テンプレート:座標URL]]34_11_43_N_135_11_24.6_E_type:edu_region:JP&title=%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E5%8C%BB%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E4%BF%9D%E5%81%A5%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E5%AD%A6%E9%83%A8 地図])
大学院
- 大学院
- 所在地 - 和歌山市紀三井寺([[[:テンプレート:座標URL]]34_11_22.9_N_135_10_54.5_E_type:edu_クJP&title=%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E5%8C%BB%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E9%83%A8 地図])
- 所在地 - 和歌山市三葛([[[:テンプレート:座標URL]]34_11_43_N_135_11_24.6_E_type:edu_region:JP&title=%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E5%8C%BB%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E4%BF%9D%E5%81%A5%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E5%AD%A6%E9%83%A8 地図])
専攻科
- 助産学専攻科(修業年限1年)
付属機関
- 図書館
- 紀三井寺館
- 三葛館
- センター
- 国際交流センター
- 健康管理センター
- 生涯研修センター
- 教育研究開発センター
- 臨床技能研修センター
- 卒後臨床研修センター
- 地域医療支援センター
- 共同利用施設
- RI実験施設
- 中央研究機器施設
- 動物実験施設
- その他
- 高度医療人育成センター
対外関係
他大学との協定
- 国際・学術交流等協定校
事件・不祥事
病院から現金受領
同大学医局の教授だった男性が2002年から2005年にかけ、2つの民間病院から、正規の寄付金とは別枠で、計290万円の現金を受け取っていたことが判明した[1][2]。また、医局で勤務する秘書や研究補助員について、複数の腎臓透析関連病院が、2011年末まで給与を肩代わりし続けてていたことも明らかになっている[3][4]。
清掃業者による職務強要
同大学の清掃業務等の業者選定に際し、和歌山市内の清掃業者が、同大学の職員に対し、無断で県議の名前を持ち出す形で入札結果の見直しなどを迫った疑いが浮上し、大阪地検特捜部は2012年11月1日に、この県議の事務所などの家宅捜索を行ったが関与した事実は全くなかった。[5]。
著名な卒業生
- 上野直人 - テキサス大学MDアンダーソンがんセンター教授、米国腫瘍内科医、米国一般内科医、チーム医療、患者学の第一人者
関連項目
- 和歌山県立医科大学附属病院
- 古武弥四郎 - 初代学長
- 和歌山県立理科短期大学:かつて本記事の大学予科を母体として設置されたことから、関連がある。
交通アクセス
脚注
- ↑ 藤田剛・酒井祥宏・近藤希実「和歌山県医大 前教授に現金290万円 02〜05年 関連病院から」『毎日新聞』2012年(平成24年)1月5日付大阪朝刊1面。
- ↑ 藤田剛・酒井祥宏・近藤希実「カネと人の互酬 和歌山県医大医局に不透明資金 病院 盆暮れ慣習」『毎日新聞』2012年(平成24年)1月5日付大阪朝刊25面。
- ↑ 藤田剛・酒井祥宏・近藤希実「医局秘書給与肩代わり 和歌山医大関連病院 3人分、数千万円」『毎日新聞』2012年(平成24年)1月6日付大阪朝刊1面。
- ↑ 酒井祥宏・近藤希実「和歌山医大不透明資金 医局 相次ぐ不祥事 「地域医療に必要」 擁護の声も」『毎日新聞』2012年(平成24年)1月6日付大阪朝刊27面。
- ↑ 不正すらなかった。 和歌山県議の関係先を捜索−−大阪地検 毎日新聞 2012年11月2日
外部リンク
テンプレート:和歌山県立医科大学 テンプレート:日本の公立大学 テンプレート:高等教育機関コンソーシアム和歌山 テンプレート:和歌山県施設一覧 テンプレート:ウィキ座標2段度分秒