基礎工学部
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基礎工学部(きそこうがくぶ)とは、大阪大学の学部の一つである。
1961年(昭和36年)に設置された。創設者は当時の大阪大学総長正田建次郎。正田によれば「科学と技術の融合による科学技術の根本的な開発、それにより人類の真の文化を創造する学部」である。
ちなみに英語では、理学(science)と工学(engineering)をあわせたengineering science(理工学)で表される。
つまり、理学と工学をあわせるという点では理工学部と大きな違いはない。工学部よりもより原理的な部分に重心を置き、先端技術を学ぶが、そのため実用化・商品化は十年以上先になる。
なお、基礎工学部の『基礎』は『理論的な』を意味している言葉であり、『簡単な』という意味ではない。また土木工学の一分野である基礎工学を意味しているわけではない。