勝田台駅
勝田台駅(かつただいえき)は、千葉県八千代市勝田台にある、京成電鉄本線の駅である。駅番号はKS31。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。コンコース及び改札口は地下にある。なお、地下コンコースにある改札口とは別に、「南改札口」として、南口前ロータリーと1番線(上りホーム)を直結する改札口がある。ただし、6:30から21:00の間しか利用できない。南口利用者が上り方面に行くには便利であるが、下り方面に行くには、一旦地下コンコースへ降りなければならないので不便である。南改札口には駅員が常駐しているが、ホームに上がるには階段しかなく、バリアフリーには対応していない。
かつては橋上駅舎を有していたが、東葉高速鉄道線の東葉勝田台駅開業後に地下化された。LED式発車標がコンコースとホーム階段付近にそれぞれ2台ずつ設置されている。
エスカレーターが設置されている。2011年3月にエレベーターが新設された。コンコース階とホームの間は設置されたが、改札外のエレベータは北口のみで南口には設置されていない。(北口のエレベータも2番線ホームの一部を撤去して設置された。)
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | KS 京成本線 | 上り | 日暮里・上野・押上・A 都営浅草線・KK 京急線方面 |
2 | 下り | 佐倉・成田空港・芝山千代田(東成田)方面 |
- 上表の路線名は成田空港線開業後の旅客案内の名称に基づいている。
利用状況
2013年度の1日平均乗降人員は54,103人である[1]。京成線内69駅中第6位。
隣接している東葉勝田台駅の乗降人員を合わせると8万人を超え、八千代市内では最多となる。駅付近の八千代市民のみならず、佐倉市の西志津・井野地域の住民と千葉市花見川区民の一部も当駅を利用する。東葉高速鉄道線の運賃の高さを嫌った旧来の村上地区の住民や、上高野地区からもバスや自転車などを利用して当駅までアクセスする[2]。
近年の一日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員[3] |
1日平均 乗車人員[4] | ||
---|---|---|---|---|
1990年(平成テンプレート:02年) | 30,385 | [5] | ||
1991年(平成テンプレート:03年) | 30,580 | [6] | ||
1992年(平成テンプレート:04年) | 30,506 | [7] | ||
1993年(平成テンプレート:05年) | 30,783 | [8] | ||
1994年(平成テンプレート:06年) | 30,865 | [9] | ||
1995年(平成テンプレート:07年) | 30,325 | [10] | ||
1996年(平成テンプレート:08年) | 28,979 | [11] | ||
1997年(平成テンプレート:09年) | 27,724 | [12] | ||
1998年(平成10年) | 27,744 | [13] | ||
1999年(平成11年) | 27,280 | [14] | ||
2000年(平成12年) | 27,048 | [15] | ||
2001年(平成13年) | 26,637 | [16] | ||
2002年(平成14年) | 26,411 | [17] | ||
2003年(平成15年) | 52,306 | [18] | 26,075 | [19] |
2004年(平成16年) | 52,410 | [20] | 25,929 | [21] |
2005年(平成17年) | 51,997 | [22] | 25,811 | [23] |
2006年(平成18年) | 52,327 | [24] | 25,931 | [25] |
2007年(平成19年) | 52,708 | [26] | 26,108 | [27] |
2008年(平成20年) | 52,903 | [28] | 26,195 | [29] |
2009年(平成21年) | 52,004 | [30] | 25,767 | [31] |
2010年(平成22年) | 52,094 | [32] | 25,812 | [33] |
2011年(平成23年) | 51,793 | [34] | 25,645 | [35] |
2012年(平成24年) | 52,839 | [36] | ||
2013年(平成25年) | 54,103 | [1] |
駅周辺
周辺は昭和後期頃に開発が行われた住宅街である。駅開設当時は周辺に何もない駅であったが、その後駅を中心として中規模のマンション・アパートや戸建住宅が密集している。東葉高速鉄道線開業後は少し離れた地区に大規模なマンションが建設されている。
その一方で、駅周辺の商店は特に国道16号沿い、村上地区のフルルガーデン八千代をはじめとする郊外型の大型店舗に客を奪われつつあり、商業の活性化が求められている。八千代市はゾーニング計画等において「京成線沿線の旧市街地の再開発が必要」としているが、2011年時点では目立った動きはない。
- 東葉勝田台駅 - 東葉高速鉄道東葉高速線。地下コンコース内でつながっており、乗り換えが可能である。
A1出口
- リブレ京成
- ローソン八千代勝田台駅前店
- ローソン八千代勝田台店
- ヨークマート (第1号店)
- ベッセルイン八千代勝田台駅前 - 勝田台アーバンホテルから2013年9月20日に改名。
- 八千代市勝田台文化プラザ(複合施設)
- 八千代市役所 勝田台支所
- 八千代市立勝田台図書館
- 八千代市立勝田台文化センター
- 八千代市立勝田台小学校
- 八千代勝田台郵便局
- 千葉銀行勝田台支店
- エルヴェ学院
A2出口
A3出口
この他に東葉高速鉄道管轄のT1・T2・T3出口があるが、国道296号線に最も近いT2出口以外はいずれも村上方にあるため、京成線コンコースとは離れている。東葉高速鉄道管轄の出口に関しては「東葉勝田台駅#駅周辺」を参照。
路線バス
京成バス、千葉内陸バス、東洋バスにより運行されている。また、東京電機大学のスクールバスとしてちばレインボーバスも乗り入れている。路線は駅より離れた大規模住宅団地へ伸びており、北口、南口のバスロータリーに各方面からの乗客が集まる。
朝夕はスクールバスが運行されており、ラッシュ時には付近の高校、特に生徒数の多い八千代松陰高等学校へのバスを待つ生徒の行列ができる。
北口
- 1番:宮ノ台入口行(東洋)/み春野南行(千葉内陸)/【深夜急行バス】成田空港第2旅客ターミナル行・京成佐倉駅行(ちばグリーンバス)
- 2番:もえぎ野車庫行・阿宗橋行(東洋)
- 3番:村上団地行(東洋)
- スクールバス:秀明大学[37]・東京成徳大学[38]・東京学館船橋高校[39]
南口
- 1番:勝01 こてはし団地行、勝22 草野車庫・スポーツセンター駅行(京成、千葉内陸)
- 2番:米本団地行(東洋)
- 3番:勝11 勝田台団地循環・外回り、勝12 勝田台団地循環・内回り(京成)
- スクールバス:千葉英和高校[40]・八千代松陰中学・高校[41]・東京電機大学
歴史
- 1968年(昭和43年)5月1日 - 開業。
- 1973年(昭和48年)6月16日 - 通勤特急停車駅となる(同列車は1974年12月16日より特急に統合後。現在は再設定。)。
- 1991年(平成3年)10月 - 京成、八千代市、東葉高速鉄道の三者による「勝田台駅における連絡設備及び南北自由通路に関する覚書」を締結する。
- 1992年(平成4年)12月 - 八千代市から「複合空間整備事業の導入に関する覚書」の申し入れ(全国最初の複合空間整備事業)。
- 1996年(平成8年)4月27日 - 東葉高速線が開業、当駅に隣接して東葉勝田台駅が開業。
- 1997年(平成9年)3月30日 - 駅改札が地下化され、東葉勝田台駅と地下通路で接続。
- 2011年(平成23年)3月19日 - コンコースと下り線・上り線ホーム間、北口(A3出口)横の公道とコンコース間のエレベータが供用開始[42]
隣の駅
- テンプレート:Colorテンプレート:Color京成電鉄
- KS 本線
- テンプレート:Color快速特急・テンプレート:Color特急
- テンプレート:Color通勤特急(志津方当駅から各駅に停車)
- 八千代台駅 (KS29) - 勝田台駅 (KS31) - 志津駅 (KS32)
- テンプレート:Color快速・テンプレート:Color普通
- 京成大和田駅 (KS30) - 勝田台駅 (KS31) - 志津駅 (KS32)
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 1.0 1.1 駅別乗降人員(平成25年度1日平均)、京成電鉄ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ http://www.city.yachiyo.chiba.jp/siyakusyo/toyokosoku/090428/PDF/keikaku/2-2%20riyoujyoukyou.pdfテンプレート:リンク切れ - 八千代市
- ↑ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ↑ 千葉県統計年鑑
- ↑ テンプレート:PDFlink - 千葉県統計年鑑(平成3年)208ページ、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - 千葉県統計年鑑(平成4年)208ページ、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - 千葉県統計年鑑(平成5年)206ページ、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - 千葉県統計年鑑(平成6年)206ページ、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - 千葉県統計年鑑(平成7年)206ページ、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成8年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成9年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成10年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成12年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
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- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成13年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
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- ↑ テンプレート:PDFlink - 平成15年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成16年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - 平成16年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成17年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - 平成17年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成18年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - 平成18年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成19年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - 平成19年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2014年5月3日閲覧
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- ↑ テンプレート:PDFlink - 平成20年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成21年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - 平成21年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会ホームページ、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成22年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - 平成22年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成23年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - 平成23年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:XLSlink - 千葉県統計年鑑(平成24年)、千葉県公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink、平成24年度1日平均乗降人員・通過人員、関東交通広告協議会公式サイト、2014年5月3日閲覧
- ↑ スクールバス 2009.07.20閲覧
- ↑ バスダイヤ 2009.07.20閲覧
- ↑ 東京学館船橋高等学校 - 勝田台方面 2009.07.20閲覧
- ↑ アクセス 2009.07.20閲覧
- ↑ 交通アクセス|八千代松陰学園 2011.06.19閲覧
- ↑ テンプレート:PDFlink - 京成電鉄 2013年3月29日リリース