朝鮮海峡
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朝鮮海峡(ちょうせんかいきょう)とは、対馬海峡のうち、対馬と朝鮮半島の間の海峡を指す呼称。海上保安庁海洋情報部発行の海図では「対馬海峡西水道」。ただし、国際的には「朝鮮海峡」(Korea Strait)は対馬海峡全体の呼称として用いられ、日本でも歴史的にはこの意味で用いられたこともあるので注意を要する。以下では、現在の日本で指す水域について説明する。
最狭部の幅は約50km。東シナ海と日本海を結ぶ。特定海域である。東シナ海から日本海へ向かって黒潮の支流である対馬海流が流れているため、水温は高いほうである。
対馬海峡領域においては、周辺各国における名称と国際通用名のあいだに錯綜が生じている。対馬海峡#名称を参照されたい。