津軽新城駅
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津軽新城駅(つがるしんじょうえき)は、青森県青森市大字新城字山田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅。
東北新幹線の新青森駅乗り入れに備えた2007年の支社管轄エリア見直しにより、秋田支社の管轄区間はこの駅までとなった。
概要
青森市西部のベッドタウンである新城に所在する。そのため、利用客の大半が通学・通勤に利用している。また、近隣に青森西高校があるため、通学に利用する客も多い。
駅舎は築100年以上を誇る。もともとは新城駅であったが、ほかにも「新城」という名称がつく駅があったため駅名称を「津軽新城」とした。国鉄時代は、駅構内にキヨスク(現・キオスク)があった。
歴史
- 1894年(明治27年)12月1日 - 官設鉄道(国鉄)の駅が新城駅(しんじょうえき)として東津軽郡新城村に開業。
- 1915年(大正4年)9月11日 - 津軽新城駅に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 業務委託化。津軽新城駅長が廃止され、浪岡駅長管理下となる。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 浪岡駅から弘前駅に管理駅が変更となる。
- 2011年(平成23年)4月1日 - 受託子会社が弘前ステーションビルからジェイアールアトリスに変更。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
のりば
1 | テンプレート:Color奥羽本線(下り) | 新青森・青森方面 |
2 | テンプレート:Color奥羽本線(上り) | 浪岡・弘前方面 |
3 | テンプレート:Color奥羽本線 | (待避線・定期列車は上り1本のみ) |
隣の新青森駅ホームは2線のみで待避用の線路がなく、容量に余裕がないために当駅まで回送して折り返す特急運用があり、3番線で待機する。
弘前駅管理の業務委託駅(早朝夜間駅員不在、ジェイアールアトリス委託)。駅舎にはみどりの窓口(営業時間:7時00分 - 9時35分、10時05分 - 11時30分、12時00分 - 12時20分、13時20分 - 18時15分)、タッチパネル式自動券売機2台、待合室がある。
駅舎は線路北側で、青森県道234号津軽新城停車場油川線に面している。踏切をはさみ南側にバス通りである青森県道247号鶴ケ坂千刈線がある。
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
2000 | 646 |
2001 | 646 |
2002 | 635 |
2003 | 562 |
2004 | 547 |
2005 | 501 |
2006 | 498 |
2007 | 512 |
2008 | 541 |
2009 | 528 |
2010 | 479 |
2011 | 427 |
2012 | 367 |
2013 | 355 |
駅周辺
- 青森県道229号津軽新城停車場線
- 青森県道234号津軽新城停車場油川線
- 青森県道247号鶴ケ坂千刈線
- 青森警察署新城交番
- 青森県信用組合新城支店
- 青森市営バス西部営業所(徒歩10分・青森市営バスで行く事も可能)
- 青森市西部市民センター(最寄バス停は「西部市民センター前」バス停)
- 増川商店(最寄バス停は「西部市民センター前」バス停。青森市営バス・弘南バスの乗車券発売所)
- 青森市役所新城事務所
- 津軽新城郵便局
- 青森市立新城中央小学校
- 青森市立新城中学校
- JR東日本弘前工務区津軽新城工務管理室
- マエダストア新城店
バス
- 青森県道247号線沿い(徒歩3分)
- 青森県道234号沿い(徒歩1分)
その他
- 2010年1月に放送されたにっぽん木造駅舎の旅で、当駅が紹介された。
- 平岡地区の住民を中心に利便性や安全性を求めて南口の建設を要望しているが、実現には至っていない。また、踏切を渡ってすぐの駅に向かう道が非常に狭く、事故や渋滞が多発していたため、青森市が2009年から2011年にかけて道路を拡張する対策を行い、利便性や安全性が以前より向上している。テンプレート:要出典
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color奥羽本線
- テンプレート:Color快速
- テンプレート:Color普通
- 鶴ケ坂駅 - 津軽新城駅 - 新青森駅