規定値
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規定値 (きていち)とは、法令その他の規則によって定められた、ある一定量の値。
薬品や汚染物質などの量を規定する値の場合、定められた方法によって観測を行い、それが規定値未満である場合に安全であるという旨の証左となる。規定値を上回る場合には、それは許可されない。
一定以上であることを要求する規定値もある。銀行に義務づけられた資金量などは、その類に当てはまると言えるだろう。
また、○○以上××以下 という、範囲をもった数値を規定として定めるルールもある。F1レースに出走する自動車には、性能についての厳密な規定(レギュレーション)がある。
コンピュータの世界では、やはり処理上のルールに則った範囲の数値を指すが、既定値の意で(誤字で?)使われている例も多々見られる。