8 1/2
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テンプレート:Infobox Film 『8 1/2』(はっか にぶんのいち[1]、テンプレート:Lang-it, 「8と半分」の意)は、1963年製作・公開のイタリア・フランス合作映画である。モノクロ映画。別題『フェリーニの8 1/2』。
概要
本作のタイトルは、本作がフェリーニ「単独」による8作目の作品であり、さらにフェリーニの処女作「寄席の脚光」でアルベルト・ラットゥアーダが共同監督をしたのでそれを「半分(1/2)」として加えると「8 1/2本目」の作品となることにちなんでつけられたものであり、それ以上の特別な意味はない。
映画監督を主人公にしており、現実と虚構の世界が交錯する構成をもつ。
日本では、東和株式会社(現在の東宝東和)が輸入し、1965年9月26日、同社およびATG(日本アート・シアター・ギルド)の共同配給で公開された[1]。
ちなみに、『NINE』は、本作をミュージカル化した作品である。また、ピーター・グリーナウェイ監督の映画『8 1/2の女たち』には本作が登場する。
キャスト
- グイド・アンセルミ - マルチェロ・マストロヤンニ
- ルイーズ・アンセルミ - アヌーク・エーメ
- クラウディア - クラウディア・カルディナーレ
- カーラ - サンドラ・ミーロ
- バーバラ - バーバラ・スティール
- マドレーヌ - マドレーヌ・ルボー
ストーリー
著名な映画監督のグイドは、新作の構想と療養のため、温泉地へとやってくる。しかし、一向に定まらない映画内容と、周りの出資者に接する苦悩だけが積もっていく。いつしかグイドは、自らの理想の世界へと現実逃避する。
主な受賞歴
賞 | 部門 | 候補者 | 結果 |
---|---|---|---|
アカデミー賞 | 監督賞 | フェデリコ・フェリーニ | テンプレート:Nom |
脚本賞 | フェデリコ・フェリーニ、トゥリオ・ピネッリ、ブルネッロ・ロンディ | テンプレート:Nom | |
美術賞 | ピエロ・ゲラルディ | テンプレート:Nom | |
衣裳デザイン賞(白黒) | ピエロ・ゲラルディ | テンプレート:Won | |
外国語映画賞 | テンプレート:Won | ||
テンプレート:Nowrap | 外国語映画賞 | テンプレート:Won |
関連事項
- 1965年の日本公開映画
- 8 1/2 (バンド) - 久保田慎吾、上野耕路、泉水敏郎らの1970年代の後半ニュー・ウェイヴ・バンド
- 時効警察 - 本作の名が出てくる
註
外部リンク
テンプレート:アカデミー賞外国語映画賞- ↑ 1.0 1.1 8 1/2、キネマ旬報映画データベース、2010年8月20日閲覧。