ハッピーターン
ハッピーターンは亀田製菓が製造販売する楕円形の洋風せんべい。
歴史
1977年に発売された。この名称は商品開発当時、第一次オイルショックの影響で不景気であったことから、「幸福(ハッピー)」が客に「戻ってくる(ターン)」よう願いを込めて名付けられたものである。発売当初は高級感漂うイメージを企図し、エッフェル塔の青色シルエット(背景色は銀色)を表面に塗装した金属缶に詰め、現在価格よりやや割高な価格設定で発売したが売り上げは伸び悩んだ。その後ビニール袋包装し価格も下げ大衆化路線に転じ一般小売で流通した。
ハッピーパウダー
細長い楕円形のせんべいにハッピーパウダーと呼ばれる調味粉をまぶしている。
ハッピーパウダーの原料は、亀田製菓の工場長が「砂糖・塩・アミノ酸・タンパク加水分解物でできている」と明らかにした[1]。
2009年には「ハッピーパウダー」の量を通常の2倍にした「ハッピーパウダー200%ハッピーターン」をコンビニエンスストア限定で発売、2010年4月からはセブン-イレブン限定の商品としてパウダーの量を増やした「ハッピーパウダー250%ハッピーターン」を発売している。2005年9月には別袋に粉をつめた「シャカシャカハッピー」を発売した(記事)が、2010年現在は販売していない。
亀田製菓の社員食堂(一般利用不可)ではハッピーパウダーを用いたオムレツ、サケの衣焼き、ドーナッツなどの料理が提供されている。ここで用いられているハッピーパウダーは社食用に特別に袋詰めされたものである[2]。
合格するぞ! ハッピーターン
12月下旬から1月までテンプレート:いつの期間限定で、受験生応援グッズとして「合格するぞ! ハッピーターン」が販売される。
パッケージには桜が開花したパターンが印刷され、個包装には受験生へのメッセージが記載されている。
コンセプトショップ
ハッピーターンの百貨店向け商品としてコンセプトショップ「HAPPY Turn's」(ハッピーターンズ)が2012年10月24日から、阪急うめだ本店のデパ地下にオープンした。「甘じょっぱいパウダー」に木苺や抹茶など様々なフレーバーが用意されている。2013年1月31日からは東京駅一番街東京おかしランドで同年5月12日までの期間限定で出店する。
マスコットキャラクター
- ハッピーちゃん
- 2004年9月まで。
- ハピたん
- 2004年9月–2009年10月。頭部がハッピーターンの形を模している。
- ハッピー王国のターン王子
- 2009年10月19日の商品リニューアルに伴い新登場。
出典
外部リンク
テンプレート:Food-stub- ↑ 2009年12月9日放送のテレビ朝日系「シルシルミシル」の特集
- ↑ 〈社食風土記〉亀田製菓 ハッピーターン料理レシピ公開、朝日新聞、2012年11月29日