GRE

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テンプレート:独自研究 GRE(ジーアールイー、テンプレート:En)は、アメリカ合衆国カナダ大学院へ進学するのに必要な共通試験である。試験には、一般知識を問う General Test と、専門知識を問う Subject Test とがあるが、科学系専攻を志望するもの以外の出願には通常 General Test のスコアのみが必要である。

General Test

部門は

がある。受ける順序は通常 Writing から始まり、Verbal、Quantitative、Verbal か Quantitative、Verbal、Quantitative の順で Quantitative か Verbal のどちらかが2度行われる。2度行われた部門をどのように扱うかは不明であるが、一説ではどちらかがダミーとして扱われるらしい。最後に今後の参考のためとして、ETS からボランティアとしてプロトタイプの試験を受けさせられる場合があるが、こちらは全問飛ばしても採点には影響されない。試験時間は各個人と試験構成によって異なるが、通常5 - 6時間程度である。

スコア

GREのGeneral Testが2011年8月に現行形式に移行した[1]。得点は Writing が0 - 6、Verbal と Quantitative が130 - 170で評価される。各大学院への入学許可を得るために必要なスコアは一概に言えず、合否は通常、出願に必要なほかの要件と併せて判定される。得点分布及び2011年7月までの旧型式[2]との対応は以下の通りである。

Scaled score Verbal Reasoning % Verbal旧型式 Quantitative Reasoning % Quantitative旧型式
170 99 760-800 99 800
169 99 740-750 98 800
168 98 720-730 96 800
167 98 710 95 800
166 97 700 94 800
165 96 680-690 93 790
164 94 660-670 91 790
163 93 650 88 780
162 90 630-640 87 770
161 89 620 86 770
160 86 600-610 84 760
159 84 590 82 750
158 79 570-580 79 740
157 77 560 77 730
156 72 540-550 74 720
155 69 530 69 700-710
154 64 510-520 67 690
153 62 500 65 680
152 56 480-490 61 660-670
151 51 460-470 56 640-650
150 48 450 53 630
149 42 430-440 49 610-620
148 40 420 44 590-600
147 36 410 40 570-580
146 31 390-400 36 550-560
145 28 380 32 530-540
144 26 370 26 500-520
143 21 350-360 22 480-490
142 18 340 19 460-470
141 16 330 16 430-450
140 13 320 12 400-420
139 10 310 10 380-390
138 8 300 7 350-370
137 6 290 6 330-340
136 5 280 4 300-320
135 4 280 3 280-290
134 3 270 2 260-270
133 2 260 1 240-250
132 1 250 1 220-230
131 1 240 1 200-210
130 1 200-230 1 200
Analytical Writing score Writing % Below
6 99
5.5 96
5 87
4.5 72
4 48
3.5 29
3 11
2.5 4
2 1
1.5 1
1 1
0.5 1


かつての試験形式

Analytical Writing は、以前は Analytical Section と呼ばれる全問選択式論理パズルのような問題だった。また、2011年7月まではVerbalとQuantitativeの得点が200 - 800点のスケールであった。

Subject Test

大学学部での専門分野の学習内容についての試験。

の7分野がある。入学を希望する大学院が要求する科目を1つ選択して受験する。GRE Subject Testについては出願の際のスコアの提出が「強く推奨」となっていることもあるが、非常に優秀であることを別な方法で示せる場合等を除いて、実質的には必須であるとみなされる。すべての分野のテストは同時刻に行われ、同一日に複数の科目の受験はできない。すべてマークシート式のペーパーテスト形式で行われる。試験時間は2時間50分。問題数は科目によって異なる。

受験機会は4、10、11月のそれぞれ初頭の年3回のみであり、それぞれ試験日の約1月半前には受験申込みが締め切られる。試験会場も限定されており、日本国内では数カ所での開催であり、10月しか開催しない会場もある。10月の試験に限り、2ヶ月以上前に申し込みかつ、近くに会場がない場合、Supplementary Test Center で受けられる場合がある。

スコア

評価は200 - 990点の範囲。また、ランダムに解答すると0点となるよう、間違えた解答をするとペナルティとして点数が減点される得点計算方式になっている。


関連項目

外部リンク