シュートボクセ・アカデミー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シュートボクセ・アカデミー(Chute Boxe Academy、略称CBA)は、ブラジルの総合格闘技ジム。通称シュートボクセ。会長はフジマール・フェデリコ。
概要
貧困から格闘技を始めた選手が多く、基本的にブルジョワな人間の集まりであるブラジリアン・トップチーム (BTT) とは対照的である。またジムに泊り込んで練習に励む選手が多いので、仲間意識も非常に強い。ただし、BTTとの試合ではセコンドや選手が非常に悪質な暴言、侮辱をすることでも知られており、品位を問われている。
元々はムエタイのジムであり、パンチ・膝蹴り・踏みつけといった打撃で積極的にKOを狙う打撃主体の選手が多い[1]。
1978年、ネリオ・ボルゲスからムエタイを学んだフジマール・フェデリコが17歳でパラナ州クリチバに設立した[1]。
2004年、東京都中野区中野に日本支部「シュートボクセ・アカデミージャパン」が設立されたが、2007年10月で閉鎖となった。
2005年9月、日本の桜庭和志がこのジムに修行に訪れた。10月23日のPRIDE.30において、セミファイナルの桜庭の試合のセコンドにフジマール会長ほかシュートボクセ勢がセコンドに付き、桜庭がKOで勝利。
近年は有力選手の離脱が相次いでいる。
主な所属選手
- ルイス・アゼレード
- ダニエル・アカーシオ
- エヴァンゲリスタ・サイボーグ
- ジャドソン・コスタ
- ニルソン・デ・カストロ
- クラウディオ・ポパイ
- ファビオ・シウバ
- ジーン・シウバ
- エリオ・ディップ
- クリスチャン・サイボーグ
- アレッシャンドリ・カカレコ
かつての所属選手
- マウリシオ・ショーグン
- ムリーロ・ニンジャ
- マウリシオ・ヴェイオ
- アンドレ・ジダ
- ヴァンダレイ・シウバ
- アンデウソン・シウバ
- アスエリオ・シウバ
- ニーノ・"エルビス"・シェンブリ
- ガブリエル・ゴンザーガ
- ジョルジ・パチーユ・マカコ
- チアゴ・シウバ
- ファブリシオ・ヴェウドゥム
- ハファエル・コルデイロ
- ペレ
- クリスチャーノ・マルセロ
- マイケル・コスタ