四宮正貴
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四宮 正貴(しのみや まさき、1947年3月17日 - )は、日本の著述家。一水会常任顧問。「四宮政治文化研究所」代表。
来歴・人物
東京都文京区出身。1969年、二松学舎大学文学部国文科卒[1]。1969年4月から7年間、二松学舎大学付属図書館で司書として勤務し、国文科研究室助手を兼務[1]。1976年から新聞記者・フリーライターに転身し、1982年に「四宮政治文化研究所」を設立[1]、たちばな出版から雑誌『伝統と革新』を2010年3月から季刊で刊行。
朝まで生テレビ(2004年6月25日放送分「徹底討論! 皇室とニッポン!」)で、田原総一朗から「聖徳太子知ってる?」という質問で煽られた際に、生放送中にもかかわらず冷静さを失って常軌を逸した怒り方をしてしまい、「当たり前でしょそんなこと」「そんな無礼な質問があるか」「聖徳太子を知らないのかとは何ということだ」「じゃあイエス・キリストを知っているかと聞かれたらどうするんだ」等と発言、また、その際に田原から「こういうこと言うからあなた人格破綻だと言われるんだよ」と言われ、「人格破綻は君だよ」と返した。この放送の翌日以降四宮のウェブサイトには1万を超えるアクセスがあり[2]、四宮によれば「多くの方々から御激励・御賛同・御批判・御忠告などを頂いた」という[2]。
万葉集の研究をライフワークとし[1]、自身でも短歌を詠む[3]。
著書
- 日本的文藝論(国書刊行会、1987年、ISBN 4336020337)
- 天皇国日本論(展転社、1986年、ISBN 4886560202)
- 創価学会を撃つ!!(展転社、1988年、ISBN 4886560431)
- 天皇・祭祀・維新(全貌社、1990年、ISBN 4793801269)
- 平成維新試論(エスエル出版会、1992年、ISBN 4846300021)
- 歴史と詩歌の旅を行く(展転社、1995年、ISBN 4886561144)