小水一男
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小水 一男(こみず かずお、1946年12月14日 - 、)は、日本の映画監督、脚本家、俳優、写真家。宮城県仙台市出身。昭和40年代のピンク映画 - 日活ロマンポルノの代表作家の一人である。本名よりもあだ名のガイラで知られる。なお、あだ名の由来は、容貌が特撮映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』のガイラに似ていたことによる。
経歴
日本大学藝術学部を中退し、1966年、若松孝二率いる若松プロダクションに入社。若松、足立正生、沖島勲、大和屋竺らの下で助監督のキャリアを積み、1970年『私を犯して』で監督デビュー。また俳優としても、大和屋竺監督の『愛欲の罠』で秋山道男とコンビで不気味な殺し屋役を演じるなど、活躍した。
その後、一時映画界を離れ、写真家・長濱治の下で商業写真を手がける。1980年『ラビットセックス・女子学生集団暴行事件』で映画界に復帰。1990年、旧友であるビートたけしからのオファーにより『ほしをつぐもの』で一般映画に進出した。
現在はVシネマなどのビデオ映画のプロデュースを行う傍ら、東京・初台にてレストラン「コズミックダイニング・ガイラ」を経営している。
主な作品
映画
- 私を犯して(1970年)
- ラビットセックス・女子学生集団暴行事件(1980年)
- ラビットセックス 女子学生集団暴行事件 (国映、1980年)
- 悶えて濡れて (国映、1981年)
- 女教師 スキャンダル (ミリオンフィルム、1981年)
- 強烈セックス 欲情看護婦 (新東宝、 1981年)
- キャッチガール 舌戯悶絶 (ミリオンフィルム、1981年)
- バイオレンス・ポルノ 縄と暴行 (ミリオンフィルム、1982年)
- バイオレンス・ポルノ 縄姦 (ミリオンフィルム)
- 変態全裸犯し (新東宝、1982年)
- 人妻凌辱 (新東宝、1984年)
- 処女のはらわた (六月劇場、1986年)
- 美女のはらわた (六月劇場、1986年)
- 拷問貴婦人 (にっかつ 、1987年)
- 井上あんりのザ・裏モデル (1988年)
- ほしをつぐもの(1990年)
オリジナルビデオ
- GUZOO 神に見捨てられしもの(1986年)
- バトルガール Tokyo Crisis Wars (1991年)
- XX 美しき凶器 (東映ビデオ、 1993年)
- 極道の姐 玲子 (ケイエスエス、 1994年)
- ざけんなよ! (ミュージアム、 1998年)
- アクセル ブチギレ女の暴走クラッシュ!! (レジェンド・ピクチャーズ、 2000年)
- 東京大停電 エレベーターパニック (2000年)
- エロティックスローター 唇に銃口 (2000年)
- 令嬢強奪 (2001年)
脚本
出演
- 性の放浪(1967年)
- 性遊戯(1969年)
- 狂走情死考(1969年)
- 性賊 セックスジャック(1970年)
- 噴出祈願 15歳の売春婦(1971年)
- 愛欲の罠(1973年)
- エンドレスワルツ(1995年)
- ソドムの市(2004年、高橋洋監督)
- サンクチュアリ(2005年、瀬々敬久監督)