天野明
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テンプレート:Sidebar with collapsible lists 天野 明(あまの あきら、1973年 - )は、日本の漫画家。愛知県出身。代表作は『ぷちぷちラビィ』、『家庭教師ヒットマンREBORN!』など。
略歴
デビューから集英社での再デビューまで
- 1998年、講談社の第38回ちばてつや賞ヤング部門優秀新人賞を受賞しデビュー(受賞作は「5歳のころ」)。
- 『週刊ヤングマガジン』『別冊ヤングマガジン』(講談社)で幾度か連載を持ったが伸び悩み、2002年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)の月例新人漫画賞である天下一漫画賞に新作読切を持ち込み始めた。その後、『赤マルジャンプ』2003SPRINGに読切作品「バクハツHAWK!!」を発表し、再デビューを果たす。
再デビュー後
- 2004年26号から2012年50号まで『週刊少年ジャンプ』で「家庭教師ヒットマンREBORN!」を連載、2006年から2010年までアニメが放送され、ゲーム化もされている。
- 2012年10月放送開始された、アニメ「PSYCHO-PASS」のキャラクター原案を担当する。
作品リスト
- 少年スピン(1998年、ヤングマガジン赤青BUTA)
- 熱風野球伝説ぴっちゃん(1999年、読切、ヤングマガジン)
- ぷちぷちラビィ(2000年、別冊ヤングマガジン、ヤングマガジン)
- MONKEY BUSINESS(2002年、ヤングマガジン)
- バクハツHAWK!!(2003年、読切、赤マルジャンプ)
- 家庭教師ヒットマンREBORN!(2004年 - 2012年、週刊少年ジャンプ)
- わらしべ探偵 沼七郎(2013年、読切、ミラクルジャンプ)
- エルドライブ【élDLIVE】(2013年、ジャンプLIVE)
- 眠寝太郎現る!!(2014年、読切、週刊少年ジャンプ)
その他の活動
- PSYCHO-PASS サイコパス(2012年、キャラクター原案、ノイタミナ)[1]
人物
- 『ヤングマガジン』『週刊少年ジャンプ』での作者コメント欄ではもっぱら、風物詩・昆虫・食べ物の話題が占める。自分語りはめったにしない。会話の中に擬声語を入れるのが特徴。ネコを飼っている。
- うすた京介と交流があり、「ピューと吹く!ジャガー」13巻や「すごいよ!!マサルさん ウ元ハ王版」4巻にイラストや副音声的コメンタリーを寄稿している。うすたもまた「家庭教師ヒットマンREBORN!」16巻に自身のイラストを載せている。
- 連載漫画家との交流は多い。漫画家のサイトでも話題にでることがあるが、読者の前に顔を出したことは一度もない。
- アシスタント達と非常に仲が良いが、天野自身が一番話に夢中になってしまうため、仕事場のあちこちに「仕事中は私語禁止」の貼り紙が貼られている。また、一度話が始まると止まらなくなり、時には「朝4時にベランダで人生相談が始まる」こともあるという[2]。
- 2002年11月、ゲームクリエイターの登竜門である「ゲーム甲子園」の企画アイディア部門に応募、ゲームの企画書(作品名「ホッツン・アイス」)で入賞したことがある。[1]
アシスタント
「家庭教師ヒットマンREBORN!」の単行本には、1巻から現行巻まで、スタッフを紹介するページがあり、これでアシスタントの動向がわかる。
- 榊健滋(「家庭教師ヒットマンREBORN!」1-16巻)
- KAITO(「家庭教師ヒットマンREBORN!」6-39巻)
- 彩崎廉(「家庭教師ヒットマンREBORN!」11-16巻)
- 藍本松(「家庭教師ヒットマンREBORN!」13-15巻)
- 満月シオン(「家庭教師ヒットマンREBORN!」21-35巻)
脚注
テンプレート:家庭教師ヒットマンREBORN!テンプレート:Manga-artist-stub- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 集英社刊『マンガ脳の鍛えかた 〜ジャンプ人気マンガ家37名、総計15万字インタビュー集〜』・207ページ及び213ページ参照