卒業白書
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テンプレート:Infobox Film 『卒業白書』(原題: Risky Business「危険なビジネス」)は、1983年製作のアメリカ映画である。ポール・ブリックマン監督・脚本の青春映画。シカゴの高校3年生のジョエルが、両親不在の間に巻き起こす騒動を描いている。トム・クルーズの出世作となった。彼がワイシャツにブリーフ姿で踊るシーンは有名。
ストーリー
シカゴの高校生ジョエルは大学受験を控えて「未来の企業家研究」の授業にも出席しているが、頭の中はSEXのことでいっぱい。両親が旅行に出かけた後に、友達が彼女を連れてきて、部屋をSEX用に貸してくれと言う。それに刺激されたのか、ジョエルはますますSEXしたくなってしまう。友人が売春婦を呼ぶが、黒人だったためか気に入らなかったが手数料を取られる。ラナという白人好みの子がいるというので、自ら呼んでSEXをする。お金が足りないことから問題が生じ、ヒモともカーチェースをしてしまう。さらに、マリファナを楽しんでいるうちに、ラナに親の高級車を湖に沈められる。修理代を賄うために、ラナと共に、自宅を売春パーティの場にして一儲けを企む。志望校のプリンストン大学から面接に訪問した人も満足したらしい。ラナと「地下鉄ラブ」と称したプレイを楽しんだりもする。家に帰るとヒモによって家具が盗まれていた。両親も帰ってくるので慌てて買い戻すことにする。進学は…、ラナとは…?
キャスト
役名 | 俳優 | テレビ版日本語吹替 |
---|---|---|
ジョエル・グッドソン | トム・クルーズ | 堀内賢雄 |
ラナ | レベッカ・デモーネイ | 高島雅羅 |
マイルズ | カーティス・アームストロング | 鈴木勝美 |
バリー | ブロンソン・ピンチョット | 中原茂 |
グレン | ラファエル・スバージ | 古田信幸 |
グイド | ジョー・パントリアーノ | 若本規夫 |
ジョエルの父 | ニコラス・プライアー | 小島敏彦 |
ジョエルの母 | ジャネット・キャロル | 吉田理保子 |
ルザフォード | リチャード・メイサー | 池田勝 |
ヴィッキー | シェラ・ダネス | 横尾まり |
ジャッキー | ブルース・A・ヤング | 石塚運昇 |
- テレビ版日本語吹替:初回放送1989年6月13日TBS『火曜ビッグシアター』(DVD特別版・BDに収録)。
影響・パロディ
特にジョエルが上はシャツで下は下着という格好で踊るシーンは大きな影響を与え、多くのパロディを生んだ。
- 『シンプソンズ』のエピソード "Homer the Heretic" で、ホーマーが同じようなファッションで踊るシーンがある。
- テレビシリーズ『ヴェロニカ・マーズ』に "Ruskie Business" というエピソードがある。
- 映画『25年目のキス』で、主人公の弟がジョエルの格好でプロムに出るシーンがある。
- 『アメリカン・アイドル』のシーズン7のファイナルで、ファイナリストのデヴィッド・クックとデヴィッド・アーチュレッタが「Guitar Hero」のコマーシャルでジョエル風のダンスを披露した。
- テレビシリーズ『アルフ』の 第3話 みんな猫が好き "LOOKING FOR LUCKY" というエピソードで、同じようなシャツ、同じ音楽で踊りながら歌うシーンがある。(このシーンのアルフは人形なので、下半身は映らない。)