ウィリアム・ハギンズ
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サー・ウィリアム・ハギンズ(Sir William Huggins、1824年2月7日 – 1910年5月12日)はイギリスの天文学者である。
個人で観測所をつくり、天体からのスペクトル線、吸収スペクトルを観測した。銀河のスペクトルが連続スペクトルをもつのに対して、星雲のスペクトルが限られた元素のスペクトルだけからなることを見出し、星雲と銀河とを区別する方法を見出した。
1867年と1885年に英国天文学会から金賞を、1898年にコプリ・メダル、1901年にヘンリー・ドレーパーメダル、1904年にブルース・メダルを受賞した。1865年に王立協会のフェローに選出され、1900年から1905年の間会長を務めた[1]。
なお、彼の功績を称えて、小惑星(2635)ハギンズが彼の名を取り命名されている。
出典
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