中村恵里加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中村 恵里加(なかむら えりか、1975年 - )は、日本のライトノベル作家。東京都に生まれる。1999年に『ダブルブリッド』で第6回電撃ゲーム小説大賞金賞を受賞し、同作品でデビュー。ハードな作風で知られている。
略歴
高校卒業後はフリーター生活を送っていたが、友人に送った手紙で見せた小説の評価が良かったことから、小説執筆にのめりこむ。そして1999年、初めて応募した新人賞でプロデビューを果たした。以後、主として『ダブルブリッド』の続編を書いてきたが、2003年12月頃を境に筆を止める。2005年2月に新作『ソウル・アンダーテイカー』を発表後にまたしばらく新作の発表が途絶えていたが、2007年10月発売の「電撃hp」Vol.50に久しぶりに『ダブルブリッド』の外伝となる短編が掲載され、その半年後の2008年5月に、9巻以来約4年5ヵ月ぶりとなる続刊で最終巻となる10巻が発売されて、『ダブルブリッドシリーズ』本編は無事完結した。2009年11月、4年ぶりの新作『ぐらシャチ』を発表した。
あとがき等にも書いてある通り、大のゲームマニアであり、特にセガのドリームキャストのファンである。
作品一覧
- 『ダブルブリッド』シリーズ(2000年 - 2008年)
- 『ソウル・アンダーテイカー』(2005年)
- 『ぐらシャチ』(2009年)
- 『ひがえりグラディエーター』(2011年)