だめっこどうぶつ
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テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『桑田着ぐるみ劇場 だめっこどうぶつ』は、桑田乃梨子作『まんがライフ』(竹書房)連載の4コマ漫画、もしくはそれを原作としたアニメ化作品。
概要
狩りが苦手なオオカミや、走るのが遅いチーターなど、だめだめな動物(着ぐるみ)達が集まる森で繰り広げられる日常を描いた、ほのぼの癒し系漫画。多少ながらパロディも含まれているため子供でも楽しめるようになっている。
主な登場人物
もともと作者のデビュー作の人物が元になっているらしい。
主要人物
- うる野(オオカミ)(声優:高城元気)
- 本作の主人公。虫も殺せぬダメ狼。狩りが苦手で群れを追い出された。何でも物事をマイナスに考えるネガティブ思考の持ち主。よくうさ原におもちゃにされている。タカ岡とは恋が実らない仲間として傷口を舐め合っている。
- だめっこの森に住み着くきっかけは、ちー子に一目惚れしたのが理由で、何度か仲良くなろうと試みるが、ちー子の猫科独特のマイペースさに付いていけずに失敗を繰り返すのだった。
- 得意技は手芸で、手先が器用と思われがちだが、シロツメ草で冠を作ることが出来ないため、器用なのかそうでないのかは不明である。
- うさ原に「だめ王」と言う称号を与えられる、だめっこの中のだめっこである。
- うさ原(ウサギ)(声優:杉山紀彰)
- 強すぎて群れから追い出されたウサギ。弱肉強食という言葉を無視した存在。常にタバコをくわえている。別名「最凶のウサちゃん」。秋の初めには一時的に憂鬱モードになる。
- 本人は自覚していないものの、基本的に熱血で真面目な性格のためかツッコミキャラという位置づけが強く、(草食動物関係で?)親友であるゆに彦とのコンビはうる野を巻き込むことが多い。
- 最近は傍観者的立場が多く、ゆに彦と共にオチ担当に使われることが多い。白黒友の会メンバー。
- ちー子(チーター)(声優:成田紗矢香)
- 本作のヒロイン。チーターなのに走るのが遅く、その上よく転ぶドジっ娘。性格は明るく、ポジティブな思考の持ち主。うる野の片思いの相手。
- 彼女の作る手料理は最終兵器級であり、見た目の良さから美味しそうに見えるが食べると気絶するほどの破壊力を持っているため、食べる前には胃薬が必要。一時期激太りしたうる野を激痩せさせたのがこのちー子手作りの料理である。ネコ科乙女の会所属。
- ゆに彦(ユニコーン)(声優:森川智之)
- はすっぱな女が好みの、俗物ユニコーン。森の一番奥に住んでいる自称「森のぬし」。よくうる野をおもちゃにして遊んでいる。うさ原とダベっていることも多い。酒好き。うる野に厳しい現実を突きつけることも多いが、ほとんどが的を射ている。
- 幻獣と言う理由で適当に流すことが多く、ついには相手の(ツッコミをいれる)やる気すら奪ってしまった。白黒友の会メンバー。
- タカ岡(タカ)(声優:青木誠)
- タカなのに、近眼で狩りが苦手。うさ原を捕らえようとすることもあるが、いつも失敗に終わる。本当はタカではなくワシだったことが判明した。しかし、タカ科の鳥の中で体のサイズが大きめのものをワシ、小さめのものをタカと、明確な区別をせずに慣習的に呼び分けているだけなので大差無い。
- ぺが之助(ペガサス)(声優:神谷浩史)
- ゆに彦の双子の弟だが、性格は正反対でシャイ。日々森の郵便屋さんとして働いている。うる野と交換日記をしている。ちなみにゆに彦もぺが之助も馬なのに卵から産まれた(神獣だからとのこと)。
- ふくに片思いをされていることに気づいていない。白黒友の会メンバー。
- 熊姉(クマ)(声優:武田華)
- 旅商人。姉御肌で面倒見もよいため、森の仲間から信頼されている。うさ原とは、かつて壮絶な喧嘩をしたが引き分け、それ以来友達になっている。ちなみに、熊だけに冬は冬眠をするため起こすとボコられてしまう。
- クマ川(クマ)(声優:松原大典)
- 熊姉の弟。踊りが上手で、「放浪の天才、ダンシング・ベア」の異名を持つ。ウサギの着ぐるみを着たうる野に一目ぼれした。
- サカマ田(シャチ)(声優:笠原雄介)
- 海洋哺乳類なのにカナヅチで浮き輪を愛用している。溺れたうる野を助ける為にカナヅチを克服し、だめっこどうぶつを卒業したかに見えたが、集団生活が出来なかった為に再び戻ってきた。
- くろん(クロヒョウ)(声優:安斉理恵子)
- ネコ科乙女の会のメンバー。白黒友の会メンバーでもある。
- りんく(ヤマネコ)(声優:堀江真生子)
- ネコ科乙女の会のメンバー。真っ赤な服を着たキャバ嬢風のヤマネコ。
- ぴゅー(ピューマ)(声優:五味万里子)
- ネコ科乙女の会のメンバー。スポーツ用品メーカーにひっかけて、上下青いジャージを着用している。
その他の人物
- ふく(フクロウ)(声優:新谷良子)
- ぺが之助に惚れていて、それと同時にタカ岡から惚れられているフクロウの少女。フクロウなのにベジタリアン。
- しろ袋(フクロウ)
- (原作のみ、アニメ放送終了後に登場)完璧な動物たちだけが集う森から来た自称フクちゃんの婚約者。
- 彼の話から察するとおり、フクちゃんはもともと完璧な森からしろ袋のしつこさを理由にだめっこの森に移住したらしい。そして彼女を追いかけるように彼はだめっこの森に着たがうさ原たちにきつい皮肉を言われて一時退散している。再登場時は、うる野から罵倒されているあたり彼はかなり嫌われている。
アニメ版
2005年にキッズステーションで放送された。2011年以降、不定期に再放送されている。
スタッフ
- 原作 - 桑田乃梨子
- 企画 - 須磨直樹、伊藤明博、出崎哲、中村嘉男、清水賢治
- 担当編集 - 坂本享哉、平野舞
- 監督 - 四分一節子
- シリーズ構成 - 末永光代
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 小林ゆかり
- 美術監督・美術設定 - 湖山真奈美
- 色彩設計 - 森嶌一美
- 撮影監督 - 岡崎英夫
- 編集 - 米山宏造
- 音響監督 - 清水勝則
- 音楽 - 小林つん太
- 音楽プロデューサー - 向井達也
- 音楽協力 - ランティス
- アニメーションプロデューサー - 三上鉄男
- プロデューサー - 稲垣高広、小出一巳
- アニメーション制作 - マジックバス
- 製作 - だめっこどうぶつ製作委員会、キッズステーション、竹書房、マジックバス、アミューズメントメディア総合学院、スカパー・ウェルシンク
主題歌
- オープニングテーマ「世界でいちばんボクが好き!」
- 作詞・作曲・編曲 - 小林つん太 / 歌 - 新谷良子
- エンディングテーマ「ライフイズフリー」
- 作詞 - 桃井はるこ、KENTA / 作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 長谷川智樹 / 歌 - 新谷良子
- エンディングテーマは、キッズステーションで放送されることは無く、スタッフクレジットは全てオープニングにクレジットされていた。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
1 | うる野が森にやって来た! | 末永光代 | 四分一節子 | 高橋滋春 | 小林ゆかり |
2 | 月とアタリメとユニコーン | 高橋滋春 | 関三恵子 | ||
3 | The 熊姉弟 | (泉保良輔) | |||
4 | 追いつめて追いつめられて しろつめ草 | 徳倉栄一 | |||
5 | 森のはずれの黒い悪魔 | 四分一節子 | 高橋滋春 | 小林ゆかり | |
6 | はじめてのお友だち | 高橋滋春 | 中尾友治 | ||
7 | 緑の悲劇 | (阿部千秋) | |||
8 | 怪傑もち小僧とネコ科乙女たち | 佐藤友子 | |||
9 | ほんとにちいさなしあわせ | 土屋日 | 高橋滋春 | 土信田和幸 | |
10 | だめ神様、お願い! | 岡田誠司 | |||
11 | 泳げ! サカマ田くん | 徳倉栄一 | |||
12 | 真夏の夜のきもだめし | 麦野アイス | |||
13 | だめ神さま怒る! | ||||
14 | いかにもほんとにあったっぽい今作った話 | 四分一節子 | |||
15 | チャンスはいつかやってくる…かな? | 麦野アイス | 小田原男 | 川口幸治 | |
16 | ススキ野原でつかまえて | 小野隆哉 | |||
17 | らぶらぶ馬温泉 | 山縣亜紀 | |||
18 | うさ原のゆううつ | 高橋滋春 | 並木あゆみ | ||
19 | 仲間にいれてよ! | 山縣亜紀 | |||
20 | 秋の夜長のひとり遊び | ||||
21 | だめっこサスペンス劇場 犯人は誰だ? | いわもとやすお | 土信田和幸 | ||
22 | クリスマスの奇跡 | ||||
23 | ゴロゴロむちむちお正月 | 岡田誠司 | |||
24 | 嫉妬の炎はメラメラと | 高橋滋春 | 小林ゆかり | ||
25 | びっくり! ダメ治しさま | 林一哉 | |||
26 | さようなら、うる野くん | 神戸環 |