リヒトラブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社リヒトラブ(Lihit Lab., Inc.)は、大阪市中央区農人橋に本社を置く事務用品メーカー。大阪証券取引所、名古屋証券取引所第2部上場。
主に企業・事務所向けの事務用品を扱うメーカーで、ファイル、バインダー、パンチなどのほか、医療用のカルテや各種ケース、サインプレートなども製作する。
リヒト(LIHIT)とは、ドイツ語で光(light)のこと。正しいドイツ語での表記は、Lichtである。ラブとはlaboratory(研究所)の略称で、宇宙開発に貢献したスカイラブやスペースラブのニュアンスに肖り、未来に光を射す最先端の研究基地でありたいとう同社の思いが込められている。また、創業者の田中経人(たなかのりひと)にも掛けている。
沿革
- 1938年 創業者の田中経人が「田中経人商会」を設立。
- 1940年 スプリングファイルを製作。
- 1948年 リヒト産業株式会社を設立。
- 1962年 大阪証券取引所2部上場。
- 1962年 他社に先駆け、カラーファイルを発売。
- 1966年 電動式のパンチを発売。
- 1972年 名古屋証券取引所2部上場。
- 1978年 病院向けのカタログを配布。医療事務用品に本格参入。
- 1986年 P.P.パンチレスファイルを発売。ヒット商品に。
- 1991年 株式会社LIHIT LAB.(株式会社リヒトラブ)に社名を変更。
- 1993年 医療事務用品を「LIHIT MED.」ブランドとする。
- 1996年 「LIHIT SIG.」ブランドを発表。サインプレート事業の拡大。
事業所
主な商品
各種ファイル、クリヤーブック、収納ケース、ノート、バインダー、写真や葉書、名刺などの各種整理用品、図面整理用品、パンチ、ドリル、メディカル用品など