赤木完爾
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テンプレート:BLP unsourced 赤木 完爾(あかぎ かんじ、1953年(昭和28年) - )は、日本の国際政治学者。慶應義塾大学法学部教授。専門は、国際政治史、安全保障、戦争史。
来歴
岡山県倉敷市生まれ。私立修道高校卒、1977年慶應義塾大学法学部政治学科卒、1980年同法学研究科修士課程修了。1989年法学博士(慶應義塾大学、学位論文「ヴェトナム戦争の起源 ―アイゼンハワー政権と第一次インドシナ戦争」)。
防衛庁防衛研修所戦史部教官、慶應義塾大学法学部講師(1990-92年)、同助教授(1992-1997年)を経て教授。
軍事史学会、国際安全保障学会理事などを務める。ジョンズ・ホプキンス大学、イェール大学、ハーヴァード大学に留学。
受賞
著書
単著
編書
- 『朝鮮戦争――休戦50周年の検証・半島の内と外から』(慶應義塾大学出版会、2003年)
共編著
- (小此木政夫)『冷戦期の国際政治』(慶應通信、1987年)
- (添谷芳秀)『冷戦後の国際政治――実証・政策・理論』(慶應義塾大学出版会、1998年)
- (久保文明)『現代東アジアと日本(6) アメリカと東アジア』(慶應義塾大学出版会、2004年)
訳書
- ジョン・ルイス・ギャディス『歴史としての冷戦――力と平和の追求』(慶應義塾大学出版会、2004年)
- ジョン・ルイス・ギャディス『アメリカ外交の大戦略――先制・単独行動・覇権』(慶應義塾大学出版会、2006年)