粕淵駅
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粕淵駅(かすぶちえき)は、島根県邑智郡美郷町粕渕にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線の駅。
地名は俗字(新字体)を用いているが、駅名は正字を用いている。
駅構造
浜原方面に向かって左側に単式1面1線のホームを持つ地上駅(停留所)。駅舎は美郷町商工会館と合築で、商工会の係員が出札業務を受託(管理は浜田鉄道部が担当)する簡易委託駅であり、日中のみPOS端末による発券を行う。自動券売機は設置されていない。ホーム上に待合室がある。
元は島式1面2線であったが、片側の線路は撤去され、その路盤は現駅舎及び駅前駐車場の用地に転用された。
駅周辺
- 美郷町役場
- 美郷町立邑智中学校
- 美郷町立邑智小学校
- 粕淵郵便局
- 山陰合同銀行 粕淵支店
- 島根中央信用金庫
- ゴールデンユートピアおおち
- カヌーの里おおち
- ポプラ邑智粕渕店
- JA島根おおちAコープ邑智
- みさと市
- 亀遊亭
- 湯抱温泉(4km)
- 江の川
- 国道375号
- 島根県立邑智高等学校 - 島根県立島根中央高等学校に統合されたため、2009年3月に廃校
バス乗り場
当駅前の乗り場は「粕渕駅」と称される。
利用状況
1日平均の乗車人員は22人である(2011年度)。2004年度は64人、1994年度は103人、1984年度は184人だった。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 58 |
2000 | 55 |
2001 | 53 |
2002 | 57 |
2003 | 64 |
2004 | 64 |
2005 | 60 |
2006 | 53 |
2007 | 37 |
2008 | 28 |
2009 | 26 |
2010 | 21 |
2011 | 22 |
年々減少傾向にあるものの、かつての終着駅である隣の浜原駅よりは多い。
歴史
- 1937年(昭和12年)10月20日 - 三江線の石見簗瀬駅 - 浜原駅間延伸により開業。
- 1955年(昭和30年)3月31日 - 三江南線開業に伴い、従来の三江線が三江北線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1975年(昭和50年)8月31日 - 当駅を含む江津駅 - 三次駅間が全通したため三江北線が現行の三江線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が継承。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 無人駅になる[1]。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color三江線
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:三江線- ↑ 『JR気動車客車編成表』90年版 ジェー・アール・アール 1990年 ISBN 4-88283-111-2