福岡県道・熊本県道5号大牟田南関線
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テンプレート:Infobox road 福岡県道・熊本県道5号大牟田南関線(ふくおかけんどう・くまもとけんどう5ごうおおむたなんかんせん)は、福岡県大牟田市から熊本県玉名郡南関町に至る主要地方道(県道)である。
概要
- 起点:福岡県大牟田市東新町2丁目(国道208号交点)
- 終点:熊本県玉名郡南関町大字関外目(九州自動車道南関IC・熊本県道・福岡県道10号南関大牟田北線交点)
沿線
起点から大牟田市三池地区までは片側1 - 2車線が確保され歩道も整備されているが、三池地区から熊本県境(八角目峠)にかけては狭隘な区間が続く。特に三池公園から八角目峠の区間は急カーブも随所にあり、非常に運転しづらい区間である。一方、八角目峠を越えて南関町内に入るとなだらかな坂道となり、片側1車線が確保されている区間も多い。
大牟田市中心部から南関町に向かう場合、同県道を通町二丁目交差点まで走行した後、市道を経て県道10号南関大牟田北線へと迂回するのが一般的である。大牟田市と南関町を結ぶ西鉄バス大牟田の路線バスや、南関ICを経由する西鉄バス大牟田の高速バス「福岡空港-大牟田・荒尾線」もこの経路をとる。
沿革
- 1954年 建設省告示により、主要地方道大牟田山鹿線として指定される。
- 1955年 前年の主要地方道指定に伴い、熊本県告示により、熊本県内区間が熊本県道大牟田山鹿線として路線認定される(当時の整理番号は2)。
- 同年、福岡県内区間が福岡県道大牟田山鹿線として路線認定される(当時の整理番号は12)。
- 1970年 - 1972年頃 熊本県内区間の整理番号が5に変更される。
- 1973年 福岡県告示により、福岡県内区間の整理番号が5に変更され、福岡県道・熊本県道5号大牟田山鹿線として統一される。
- 1981年 建設省告示により、南関町関町 - 山鹿市の区間が国道443号に指定される。
- 1982年 前年の国道指定に伴い、大牟田山鹿線の路線が短縮され、主要地方道大牟田南関線として指定される。
- 同年、福岡県・熊本県それぞれの告示により、福岡県道・熊本県道5号大牟田南関線が路線認定される(大牟田山鹿線は廃止)。
- 2008年3月31日 南関町大字関下から九州自動車道南関ICに直結するバイパス(支線)が開通する。
- 2011年 南関町関下 - 関町の区間(旧道)が熊本県道29号荒尾南関線に移管され、バイパス(支線)が本線となる。
通過する自治体
主な接続道路
- 国道208号(福岡県大牟田市東新町2丁目)
- 福岡県道93号大牟田高田線(大牟田市大字新町 - 大字三池で重複)
- 熊本県道29号荒尾南関線(熊本県玉名郡南関町大字久重 - 大字関下で重複)
- 九州自動車道南関IC(南関町大字関外目)
- 熊本県道・福岡県道10号南関大牟田北線(同上)
※当県道に接続する一般県道は存在しない。
周辺情報
- ゆめタウン大牟田
- 鳥塚公園
- 三池郵便局
- 三池公園
- 大間山
- 南関ホタルの里
- セキアヒルズ
- 熊本県立南関高等学校
特記事項
福岡市南部 - 久留米市一帯では、福岡県道31号福岡筑紫野線および直結する福岡県道・佐賀県道17号久留米基山筑紫野線のことを「5号線」と称されることがある。これは、福岡県春日市において、県道福岡筑紫野線の一部が春日市都市計画道路5号線として整備されてきたこともあり、同県道およびその延長線上にある県道久留米基山筑紫野線を指して「5号線」と呼ばれるようになったといわれている。
なお、県道福岡筑紫野線および久留米基山筑紫野線のいずれも、過去に県道5号線であった時期は存在しない。