もんぜんぷら座
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テンプレート:建築物 もんぜんぷら座(もんぜんぷらざ)は、長野県長野市新田町にある公共サービスセンターと食品スーパーマーケットの合同施設。通称『もんプラ』。
概要
2000年(平成12年)12月にダイエー長野店が郊外移転につき空き店舗となったビルを、長野市が2002年(平成14年)6月に取得し、2003年(平成15年)6月1日にもんぜんぷら座として再開発したもの。中心市街地活性化策のひとつとして、上層階を都心来訪者や市民活動のためのオープンスペースとして開放し、1階には都心居住者の生活を支えることを目的に、食品スーパーを入居させている。
4階には法テラス長野や長野市消費生活センターなどが入居。また3・6・7・8階には貸会議室、B1階には貸ホールがあり、こうした公益施設の利用者は平成21年度には年間289,283人に達している。
5~8階にはNTT東日本が信越地方や首都圏の複数のコールセンターを集約移転しており、これにより空きスペースがなくなり一層活気が出ている。
都心来訪者や都心居住者への配慮など、新しい形の行政参加型都市再生施設として注目されている。
沿革
- 1976年(昭和51年)4月 - ダイエー長野店、開店
- 1998年(平成10年)10月23日 - ダイエーが長野市若里にダイエーハイパーマート長野若里店(現 ケーズタウン長野若里)を出店。長野店もしばらくは並行して営業。
- 2000年(平成12年)12月31日 - ダイエー長野店、閉店。空き店舗となる。
- 2002年(平成14年)6月25日 - 長野市が空きビルを取得する。
- 2003年(平成15年)4月4日 - 1階の「TOMATO食品館」が先行オープンする。
- 2003年(平成15年)6月1日 - もんぜんぷら座としてグランドオープンする。
- 2006年(平成18年)10月1日 - 1階にFMぜんこうじが移転、開局
- 2007年(平成19年)6月15日 - 公益施設利用者が100万人を超える。
- 2008年(平成20年)2月27日 - 6階にNTT東日本長野116センタがオープンする。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 5~8階にNTTソルコが入居し、全館オープンする。
フロア
- 8F - NTTソルコ・第一~第五地区住民自治協議会合同事務所・会議室
- 7F - NTTソルコ・長野市企画政策部企画課(統計担当)・会議室
- 6F - NTTソルコ・会議室
- 5F - NTTソルコ・学習コーナー
- 4F - ながの観光コンベンションビューロー・長野市消費生活センター・日本司法支援センター(法テラス長野)・ハローワーク長野マザーズサロン・ハローワーク長野学生就職支援室・ジョブカフェ信州長野分室・長野市就職相談室 など
- 3F - スクランブルひろば・NPO共同オフィス・もんぜんぷら座事務局・市民ギャラリー・会議室 など
- 2F - こども広場「じゃん・けん・ぽん」・長野市ファミリーサポートセンター・ミニギャラリー など
- 1F - 食品スーパー「TOMATO食品館」・FMぜんこうじ など
- BF - ぷら座ホール・ぷら座BOX
アクセス
外部リンク
- もんぜんぷら座公式サイト
- TOMATO食品館 - 株式会社まちづくり長野