松本キック
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松本キック(まつもときっく、本名:松本 真一(まつもと しんいち)、1969年3月8日 - )は、日本の漫才師・俳優。2007年まで大川興業に所属していた。
三重県上野市(現:伊賀市)出身。三重県立上野高等学校卒業、神奈川大学法学部中退。血液型:O型。旧芸名・シンカ。
来歴
特技たる格闘技の本格的鍛錬を目指し神奈川大学進学のために関東へ移る。
ひょんなことから大川興業入り。ハウス加賀谷とともに漫才コンビ「松本ハウス」結成。松本ハウスは人気を博したが、加賀谷の健康問題から解散しピン芸人となった。解散後は、お笑いに限らず俳優として客演や本公演をこなし、数は多くなかったが格闘技関連のマスコミからのコラムなども担当した。2007年には、舞台役者としての活動に専念するため、大川興業から籍を外した[1]。
その後、加賀谷が復帰し、再びコンビを組む。2009年、コンビ名をJINRUIと変えて漫才を再開。
2011年7月に、コンビ名を「松本ハウス」に戻した際に、芸名を「松本キック」に戻した。
エピソード
- シューティング(現:修斗)の経験があり、TV番組(リングの魂)で佐藤ルミナから膝十字で一本を取ったことがある。
- 加賀谷の相方に選出された理由は大柄で屈強かつ、統合失調症の既往がある上に沈静のための薬の副作用で暴れだすことがたびたびあった加賀谷を唯一止めることができたのが松本だったからだったという。
- 総裁である大川豊の著書によれば、大川興業が武闘派集団と聞いて入ったものの、暗黒舞踏の舞踏派と知ってしまい、ショックを受けたらしい。