札幌メディアパーク・スピカ

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ファイル:札幌メディアパーク・スピカ.JPG
札幌メディアパーク・スピカ、南側外観。右側奥は札幌テレビ放送(STV)本社。

札幌メディアパーク・スピカ(さっぽろメディアパーク・スピカ)は、かつて札幌市中央区北1条西8丁目にあった札幌テレビ放送(STV)所有の大型イベントホール。2008年平成20年)3月閉館[1]

概要

テンプレート:Main 2000年(平成12年)4月7日、STV本社に隣接する市立札幌病院跡地にオープン[2]

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テンプレート:要出典範囲建物の写真については伊坂重春「㈱伊坂デザイン工房」のホームページを参照[4][3](ちなみに同社のニュース情報センター「D・Tera・s(D・テラス)」は伊達計画所[5]の設計。「history」の項目[6]、「 2005 D ・ Tera ・ s 」[7]参照)。

建物はその大半を地中に埋め込み[4]屋根と周囲の壁面はガラス張りだった。屋根には世界で初めてパターン開閉するシステムを採用した[2]。建物内外にはイサム・ノグチをはじめとした有名芸術家の作品が展示されていた。2005年(平成17年)ごろからは「STVスピカ」という呼び方もされるようになった。

しかし、デザインを重視していたため、音響が悪いなど普通のホールより使い勝手が悪いという指摘があった。オープン当初から赤字続きであり、STVは伊坂重孝の相談役退任をもって、スピカ事業終了へ方針転換する。

2007年(平成19年)4月、STVは2008年(平成20年)3月末をもって閉館すると発表[1]テンプレート:要出典範囲

同年4月、建物の取り壊しを開始して跡地をヤマダ電機に貸与し[5]、、2009年(平成21年)6月19日に地上3階建ての「テックランド札幌本店」が開業した[6]

開催されたイベント

テンプレート:要出典範囲 他多数

施設

  • アリーナ部
    • 周辺部床面積 1,389m²
    • 最大座席数 1,809席
  • STVホール(468席)
  • イタリアンレストラン「カフェ・サルーテ」(80席)
  • STVグッズショップ「S-plaza」(スピカ閉鎖後はラジオ公開放送用スペースとして使用)
  • スピカパーキング

脚注

  1. 1.0 1.1 “STV スピカ閉館 来年3月 地デジ対応で負担増”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2007年4月28日)
  2. 2.0 2.1 “ガラスのドーム スピカオープン STVが記念式典”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2000年4月8日)
  3. 該当物件は「works」の項目にある[1]
  4. 一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構[2]申請物件「札幌メディアパーク・spica」[3]
  5. ヤマダ電機、札幌都心部に出店 競争激化は必至 ヨドバシ、ビックと同規模 JRタワー集客に影響も”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2008年5月16日)
  6. “ヤマダ電機 札幌本店あす開業 都心部の競争激化”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2009年6月18日)

関連項目

外部リンク

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