日本橋一丁目ビルディング
日本橋一丁目ビルディング(にほんばしいっちょうめビルディング)は、東京都中央区日本橋に所在する超高層ビルである。日本橋エリアでは、2000年代に入ってから初めての大規模な再開発により竣工した物件となっている。
高層部は賃貸オフィス、低層階は商業テナントが入居する複合ビルであり、商業区画はCOREDO日本橋(コレドにほんばし、コレド日本橋)の名称が付されている。
概要
1999年に閉店した東急百貨店のルーツである日本橋店(旧白木屋本店)跡地の再開発事業として三井不動産と東急不動産により2004年に竣工、同年3月30日にオープンした[1] 。永代通りと中央通りが交わる日本橋交差点に位置し、日本橋駅とも地下で直結していることから、当地の新しいランドマーク的な存在となっている。
オフィススペースにはメリルリンチ日本証券、三菱UFJメリルリンチPB証券などが入居している。商業区画の「COREDO日本橋」の運営は三井不動産グループの三井不動産商業マネジメントが行っており、主なテナントはアパレル系の衣料品・セレクトショップ等とレストランといった30ほどの店舗と、地下1階に東急ストア運営の食料品スーパーがある[2] 。
4階は早稲田大学が2004年4月に金融・投資・証券分野の高度専門職業人育成を掲げる専門職大学院として開学した「早稲田大学大学院ファイナンス研究科(金融MBA課程、会計大学院とは異なる)」専用の『早稲田大学(大学院)日本橋キャンパス』が1フロアに設置されている。建物が駅と直結していることから、社会人学生が修学し易い立地にあり、同研究科の専門分野である証券業の中枢である日本橋兜町や、金融政策の中枢である日本銀行などの近くに所在するのが特徴的である。
商業テナントは当初の開業後は不振が続き、核店舗であったセレンディピティが2009年2月に撤退したことにより、3階フロア閉鎖まで追い込まれた。同年9月、3階および空き区画に新規店舗17店舗を入れ、てこ入れを図っている。
「コレド」という名称は、「CORE(中心・核)+EDO(江戸)」つまり「江戸の中心」という意味の造語である。
出典
関連項目
- 室町東三井ビルディング(COREDO室町)
- 室町古河三井ビルディング(COREDO室町2)
- 室町ちばぎん三井ビルディング(COREDO室町3)
外部リンク
テンプレート:Commercial establishment of Mitsui Fudosan Group
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