ローベルト・フォン・モール
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ローベルト・フォン・モール(Robert von Mohl、1799年8月17日 シュトゥットガルト - 1875年11月4日 ベルリン) は、ドイツの法学者である。
人物
1848年のドイツ国会、1871年後のライヒスタークなどの議員であり、 1827年より1846年にかけて、テュービンゲン大学の国家学担当の教授をしていた。モールは、貴族政治の警察国家に対立する法治国家の定義を言葉で表す先駆者である。
加藤弘之、他の日本の思想家・政治家を通じて、モールの思想は、明治維新後の日本の国家学・哲学に影響を及ぼした。
ローベルト・フォン・モールの息子は、外交官のオットマール・フォン・モールである。
著著
- Die Polizei-Wissenschaft nach den Grundsätzen des Rechtsstaates(法治国家の原理に基いた警察学)
- Encyklopädie der Staatswissenschaften(国家学の百科事典)
- Staatsrecht, Völkerrecht und Politik(国法、国際法、政治)
外部リンク
- モール氏の自伝の一部(独文)
- モール氏の業績の文献目録(独文)
- Allgemeine Deutsche Biographie (ドイツ総伝記事典)における記事Mohl(独文)