神奈川県立新羽高等学校
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神奈川県立新羽高等学校(かながわけんりつにっぱこうとうがっこう)は、全日制普通科を持つ高等学校。所在地は神奈川県横浜市港北区新羽町。
概要
百校計画で作られた。
校地は鶴見川左岸の台地上にあり、学校建設時には縄文時代から続いた集落の遺跡が発掘された。発掘中に出土した土器の一部は、校内に展示されている。発掘作業が長引いたため校舎の建設が遅れ、約2年間白山高校に間借りした。
「数学B」と「古典」は2年生と3年生の両方で選択することが可能である。外国語科目には「エスペラント語」が置かれている。また「探求物理」や「世界文化史」、「英語語法理解」など、特徴がある科目が置かれている。総合的な学習の時間では、1年は新聞学習、2年は多文化共生、3年は環境問題について学習している。
文化祭は「飛翔祭」と呼ばれ、9月下旬から10月上旬に開催される。
旧横浜東部学区で唯一の1学年12学級規模の高校だった。かつては最寄駅から徒歩で20分以上かかったが、1993年に横浜市営地下鉄3号線が開通し、学校から徒歩10分のところに北新横浜駅ができたため、交通の不便は解消した。
学校からは、日産スタジアムが間近に見え、その向こうには横浜ランドマークタワーなど横浜みなとみらい21地区周辺が、また冬期には雪を被った富士山も見ることができる。
沿革
- 1977年 創立
部活動
- 演劇部が毎年県大会や関東大会に出場し、優秀な成績を収めている。
- 2007年には、放送部がNHK杯全国高校放送コンテストに出場した。
- 野球部は毎年、神奈川県の高校野球大会に出場している。その他にバスケット部や陸上部など、個性的な部活がある。
- 写真部が平成24年度の全国高等学校総合文化祭富山大会に神奈川県代表10名の中に選ばれた。
旧学区
学区撤廃以前は「横浜東部学区」(1981-2004年度/以下各校)に属していた。
- 神奈川県立横浜翠嵐高等学校
- 神奈川県立鶴見高等学校
- 横浜市立東高等学校
- 神奈川県立港北高等学校
- 神奈川県立新羽高等学校
- 神奈川県立寛政高等学校(2004年平安高等学校と統合、神奈川県立鶴見総合高等学校となる。
- 神奈川県立平安高等学校(1983年開校、2004年寛政高等学校と統合、神奈川県立鶴見総合高等学校となる。
- 神奈川県立岸根高等学校(1983年開校)
- 神奈川県立城郷高等学校(1987年開校)
交通
- 最寄り駅:横浜市営地下鉄ブルーライン北新横浜駅徒歩10分