全国教職員労働組合

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テンプレート:Infobox 全国教職員労働組合ぜんこくきょうしょくいんろうどうくみあい・全教組)は、韓国教職員組合の一つ。民主労働組合総連盟の主要な加盟団体。

全教組の設立

盧泰愚政権下の1989年5月28日、真の教育(民族教育、民主教育、人間化教育)実現と教職員の労働基本権補償を求め、2万人余りの教職員の参加で設立された。しかし、法律の制約と政権による弾圧で1500名余りの教師が解職され、全教組の活動は厳しい制約を受けた。その後、合法化闘争を展開し、金大中政権下の1999年7月1日に合法化され現在に至っている。

全教組の目的

  1. 教育の国家独占と政権の干渉を終わらせ、教育の基本原理としての自主性保障と専門性の向上を目指す
  2. 労働組合としての基本的な要求である教職員の社会・経済的な地位向上と権利保障、勤務条件改善の取り組み
  3. 学生達が民主市民として自主的に生を享受できるように民族・民主・人間化教育を実践
  4. 自由・平和・民主主義を愛する国内各団体および世界教職員団体と連帯

出所:在日韓国民主人権協議会編『韓国NGO100データブック』みずのさわ出版、30頁の「全国教職員労働組合」紹介より

動向

漢字復活には反対しており、「漢字教育児童生徒の負担を増やすだけ」と漢字不要論を取っている。

主体思想など親北性向の理念教育を行う者もいる。

2005年5月、全教組所属の教師が中学生180人をパルチザン追慕祭に動員するという事件を起こし、国内で猛反発を招いた。また、2005年2月から2年近くの間、「北朝鮮の先軍政治の偉大な勝利万歳」と書かれたポスターなどを全教組のホームページに掲載し、北朝鮮の体制を賛美・宣伝しているとして2007年1月18日国家保安法違反で関係者が逮捕された。

新社会党支持を鮮明にしている広島県教職員組合との共同作業で、「両国が合意出来る歴史教科書作り」に取り組んでいる。

参考文献

関連

外部リンク

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