吉浜駅 (岩手県)
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吉浜を発車する盛行き列車
吉浜駅(よしはまえき)は、岩手県大船渡市三陸町吉浜にある三陸鉄道南リアス線の駅。日本国有鉄道(国鉄)盛線時代は終着駅であった。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎は「きっぴんセンター」を併設しており、大船渡市出張所・集会場がある。また切符売場の窓口と思われる場所が残っているが現在は無人駅となっている。駅舎外壁は、東日本大震災の運休からの復旧に合わせて、ネスレ日本(キットカット)協賛で「キット、ずっとプロジェクト」に因む桜の花が前面の壁面いっぱいに桜の花が描かれた。同様の装飾が施されている北リアス線の田野畑駅とは模様が少し異なる。
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2002 | 65 |
2003 | 52 |
2004 | 22 |
2005 | 38 |
2006 | 38 |
2007 | 40 |
2008 | 33 |
2009 | 30 |
2010 | 24 |
2011 | 運休 |
2012 | 運休 |
駅周辺
- 吉浜小学校
- 吉浜中学校
- 市立吉浜幼稚園
- 大船渡市役所 吉浜地域振興出張所
- 県道250号吉浜上荒川線
- 国道45号
- 吉浜郵便局
- 吉浜海水浴場
- JAバンクおおふなと吉浜
歴史
- 1973年(昭和48年)7月1日 - 国鉄盛線の終着駅として開業。
- 1984年(昭和59年)4月1日 - 三陸鉄道に転換。当駅 - 釜石駅間延伸開業により中間駅となる。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震およびそれに伴う津波(東日本大震災)により南リアス線全線不通。
- 2011年(平成23年)6月24日 - 東日本大震災発生時に当駅 - 唐丹駅間の鍬台トンネル内で停止した36-100形気動車が点検・整備のため当駅まで自力運行[1]。
- 2013年(平成25年)4月3日 - 盛駅 - 当駅間営業再開[1][2]。
- 2014年(平成26年)4月5日 - 当駅 - 釜石駅間営業再開[1][2][3]。
エピソード
2013年(平成25年)4月3日、志村けんが当駅の駅長として任命された。こちらはテレビ東京系列の番組「志村けんと行く!勝手にドッキリ感動旅!」で三陸を訪れ、地元民に満開の笑顔を咲かせたということことがきっかけテンプレート:要出典。