古矢旬
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古矢 旬(ふるや じゅん、1947年 - )は、日本の政治学者。Ph.D.(プリンストン大学、1989年)。現在、北海商科大学教授。専門は、アメリカ政治。
東京都生まれ。1971年(昭和46年)東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科修了。1989年プリンストン大学大学院修了。1975年北海道大学法学部助教授に就任。1989年北海道大学大学院法学研究科教授を経て、2007年東京大学大学院総合文化研究科教授。2012年定年退任。北海道大学名誉教授。北海商科大学商学部教授。
研究領域
専門は、アメリカ政治外交史。特に1913年から1914年の移民をめぐる日米外交関係を研究。
著書
単著
- 『アメリカニズム――「普遍国家」のナショナリズム』(東京大学出版会 2002年)
- 『アメリカ――過去と現在の間』(岩波新書 2004年)
- 『ブッシュからオバマへ――アメリカ 変革のゆくえ』(岩波書店 2009年)
共著
- 『「市民」の時代 法と政治からの接近』、今井弘道、森啓、道幸哲也ほか、北海道大学図書刊行会、1998年
- 『アメリカの歴史 : テーマで読む多文化社会の夢と現実』、有賀夏紀・油井大三郎編、有斐閣、2003年
- 『アメリカ政治外交史 第2版』、斎藤眞・古矢旬、東京大学出版会、2012年
編著
- 『史料で読むアメリカ文化史(5)アメリカ的価値観の変容 1960年代-20世紀末』(東京大学出版会, 2006年)
共編著
- (五十嵐武士・松本礼二)『アメリカの社会と政治』(有斐閣, 1995年)
- (遠藤泰生)『アメリカ学入門[新版]』(南雲堂, 2004年)
- (山田史郎)『シリーズ・アメリカ研究の越境(2)権力と暴力』(ミネルヴァ書房, 2007年)
訳書
- ジョン・ハイアム『自由の女神のもとへ――移民とエスニシティ』(平凡社, 1994年)
- ジェイムズ・クロッペンバーグ『オバマを読む――アメリカ政治思想の文脈』、岩波書店、2012年
門下生
参考文献
『北海道人物・人材情報リスト2004 か-と』(日外アソシエーツ編集・発行、2003年)